二胡の運指表とは?初心者向けの基本
二胡の練習を始めると、「数字譜の数字はどの指で押さえるの?」「D調とG調では指の位置が変わるの?」「第一ポジションってどこ?」といった疑問が出てきますよね。
特に、数字譜を見ながら指を動かそうとしても、音符の数字と指番号の違いがわからず、迷ってしまうことがあるかもしれません。
そんなときに役立つのが、二胡の運指表です。
運指表を見ると、内弦と外弦のどちらを使い、どの指で何の音を出すのかを整理できます。音の並びだけでなく、全音と半音の位置を理解するためにも便利な資料です。
この記事では、初心者が最初に覚えたいD調とG調の運指表を中心に、次の内容をわかりやすく解説します。
- 二胡の指番号と数字譜の違い
- D調第一ポジションの基本運指表
- G調の指法とD調との違い
- 第一ポジションと第二ポジションの考え方
- F調・C調・A調の基本的な指使い
- 音程を安定させるための運指練習
- 無料運指表やポジション図、教材の選び方
結論からいうと、運指表は音と指の対応を理解するための案内図です。
二胡にはギターのようなフレットがないため、図に書かれた位置へ指を置くだけでは、必ずしも正しい音程になりません。
運指表で基本的な位置関係を理解し、実際に音を出しながら耳で確認する。この2つを組み合わせることが大切ですよ。
指番号と数字譜の違い
二胡の運指を理解するとき、最初に区別しておきたいのが「指番号」と「数字譜」です。
どちらも数字を使いますが、意味はまったく異なります。
指番号は左手のどの指を使うかを表す
指番号とは、弦を押さえる指を数字で示したものです。
| 指番号 | 指の名称 | 意味 |
|---|---|---|
| 0 | 開放弦 | 左手で弦を押さえない |
| 1 | 人差し指 | 第一指 |
| 2 | 中指 | 第二指 |
| 3 | 薬指 | 第三指 |
| 4 | 小指 | 第四指 |
例えば、運指表に「2」とあれば、基本的には中指を使うという意味です。「3」なら薬指、「4」なら小指ですね。
親指は通常、弦を押さえて音程を変えるためには使用しません。琴杆を支え、左手を安定させる役割があります。
また、運指表の「0」は開放弦を表します。
開放弦とは、左手で弦を押さえず、そのまま弓で鳴らした音のことです。二胡では内弦と外弦の開放音が、音程を確認する重要な基準になります。
数字譜は音階の音を表す
一方、数字譜は音階上の音を数字で示す記譜方法です。
| 数字譜 | 階名 |
|---|---|
| 1 | ド |
| 2 | レ |
| 3 | ミ |
| 4 | ファ |
| 5 | ソ |
| 6 | ラ |
| 7 | シ |
例えば数字譜の「3」はミという階名を表しますが、指番号の「3」は薬指です。
そのため、数字譜に「3」と書かれていても、必ず薬指で弾くわけではありません。
実際にどの指を使うかは、曲の調、弦、ポジションによって決まります。
ここは初心者が特に混乱しやすいポイントですね。
数字譜の1は必ずC音とは限らない
もうひとつ注意したいのが、数字譜の「1」と実際の音名の関係です。
数字譜では、曲の調に合わせて1(ド)に対応する実音が変わります。
- D調:1=D
- G調:1=G
- F調:1=F
- C調:1=C
- A調:1=A
例えば、同じG4という音でも、D調では数字譜の4(ファ)、G調では1(ド)に相当します。
実際の音の高さが変わったわけではありません。音階の中での役割が変わっているのです。
だからこそ、数字譜を見るときは最初に「1=何の音か」を確認してください。
数字の上下に付く点にも注意
数字譜では、数字の上下に点を付けてオクターブを区別するのが一般的です。
数字の上の点は高いオクターブ、下の点は低いオクターブを表します。
例えばD調の場合、内弦開放弦のD4は1、外弦第三指のD5は上に点が付いた高音1です。
同じ1でも、実際の音の高さが1オクターブ違います。
なお、数字譜の0は通常、休符を表します。運指表にある「0=開放弦」と混同しないようにしましょう。
覚えておきたい基本
数字譜は「何の音を出すか」、指番号は「どの指を使うか」を表します。数字の意味を区別するだけでも、運指表がずっと読みやすくなります。
運指表とポジション図の読み方
二胡の運指表を読むには、楽器の構造と調弦を知っておく必要があります。
二胡の標準調弦を確認する
二胡は2本の弦を弓で擦って演奏する、中国の伝統的な擦弦楽器です。
一般的な標準調弦は次のとおりです。
| 弦 | 開放弦の音 | 説明 |
|---|---|---|
| 内弦 | D4 | 中央ドより全音高いレ |
| 外弦 | A4 | 基準ピッチ440Hzのラ |
内弦は演奏者に近い側、外弦はその外側にある弦です。
D4とA4の音程関係は完全5度になります。
この2つの開放音を基準に左手の指を置き、さまざまな音を演奏するのが二胡の基本です。
運指表では何を確認する?
運指表には、通常、次のような情報が示されています。
- 内弦と外弦の区別
- 開放弦の音
- 各指で押さえる音名
- 数字譜との対応
- 第一ポジションなどの把位
- 全音と半音の関係
ただし、すべての資料が同じ形式で作られているわけではありません。
指番号を中心に示す図もあれば、数字譜の音を中心に示す図もあります。
また、弦を縦方向に描くもの、横方向に描くもの、楽器を正面から見たように表現するものなど、表示方向もさまざまです。
そのため、図の見た目だけで判断せず、最初に凡例や説明を確認しましょう。
運指表を読む7つの手順
- 「1=D」「1=G」など、調を確認する。
- 内弦と外弦のどちらを示しているか確認する。
- 第一ポジションなど、把位を確認する。
- 開放弦の位置と音名を見る。
- 数字譜の音と実音の対応を確認する。
- どの指で押さえるか確認する。
- 隣り合う音が全音か半音か確認する。
この順番で見ると、単に数字を暗記するよりも、音と指の関係を理解しやすくなります。
運指表とポジション図は同じもの?
運指表とポジション図は共通する部分が多いものの、重視する内容が少し異なります。
| 資料の名称 | 主に示す内容 |
|---|---|
| 運指表・指法表 | 音と指番号の対応 |
| ポジション図・把位図 | 左手の位置と把位の違い |
| 音位図 | 弦上の音高の配置 |
実際には複数の役割を兼ねた図もあり、名称が厳密に統一されているわけではありません。
あなたが知りたいのが「どの指で弾くか」なら指番号付きの運指表、「高い音を弾く位置を知りたい」ならポジション図が参考になるでしょう。
図の指の位置は実寸ではない
ここも重要な注意点です。
二胡にはギターのフレットも、バイオリンのような指板もありません。
左手の指で弦に触れる位置を変えることで、音程を調整します。
そのため、運指表の図に描かれた指の間隔を、そのまま実物の弦上に当てはめられるとは限りません。
楽器の弦長や演奏者の手の大きさによっても、指を置くときの感覚は変わります。
また、高音域へ進むほど、同じ音程差に対応する弦上の距離は狭くなります。
運指表はあくまで位置関係を理解する資料。実際の音程は耳で確認する必要があります。独学で指の位置や音程に迷う場合は、二胡を学べるEYS音楽教室で講師に見てもらう方法もあります。
二胡のD調運指表と指使い
D調は二胡初心者が最初に学ぶ代表的な調です。
数字譜では「1=D」と表記し、内弦開放弦のD4を1(ド)、外弦開放弦のA4を5(ソ)として扱います。
この関係から、D調は「1-5弦」または「15弦」と呼ばれます。
D調の基本音階はD、E、F#、G、A、B、C#です。
二胡を始めたばかりなら、まずD調の第一ポジションで、指番号と音名の対応を覚えることをおすすめします。
D調の基本的な指の配置を理解すると、G調など別の調を覚えるときにも比較しやすくなりますよ。
D調第一ポジションの運指表
それでは、D調第一ポジションの基本運指を確認していきましょう。
以下は標準調弦D4・A4を前提とした、自然音階に沿った代表的な指使いです。
D調の内弦運指表
| 指番号 | 使用する指 | 実際の音 | 数字譜 |
|---|---|---|---|
| 0 | 開放弦 | D4 | 1 |
| 1 | 人差し指 | E4 | 2 |
| 2 | 中指 | F#4 | 3 |
| 3 | 薬指 | G4 | 4 |
| 4 | 小指 | A4 | 5 |
内弦の開放音はD4です。
ここから第一指でE4、第二指でF#4、第三指でG4、第四指でA4を押さえます。
数字譜では1→2→3→4→5という並びになります。
初心者はまず、指番号0→1→2→3の4音を安定させるところから始めてもよいでしょう。
その後、小指を加えてA4まで練習すると、指を無理に広げずに進めやすくなります。
D調の外弦運指表
| 指番号 | 使用する指 | 実際の音 | 数字譜 |
|---|---|---|---|
| 0 | 開放弦 | A4 | 5 |
| 1 | 人差し指 | B4 | 6 |
| 2 | 中指 | C#5 | 7 |
| 3 | 薬指 | D5 | 高音1 |
| 4 | 小指 | E5 | 高音2 |
外弦の開放音はA4です。
そこからB4、C#5、D5、E5と順番に高くなります。
数字譜では5→6→7→高音1→高音2という並びです。
高音1と高音2は、通常、数字の上に点を付けて示します。
内弦と外弦を合わせると、基本的なD調の音階を次のように演奏できます。
D調の基本音階
内弦:D4→E4→F#4→G4
外弦:A4→B4→C#5→D5
数字譜:1→2→3→4→5→6→7→高音1
ここでは内弦第三指のG4まで弾いたあと、外弦開放弦のA4へ移ります。
内弦第四指でもA4を出せますが、最初は外弦開放弦を使う形でも音階を練習できます。
内弦小指と外弦開放弦は同じA4
D調で覚えておくと便利なのが、内弦第四指のA4と、外弦開放弦のA4が同じ高さの音だということです。
これは音程確認に利用できます。
例えば、内弦でD4→E4→F#4→G4→A4と弾いたあと、外弦開放弦のA4を鳴らしてみましょう。
2つの音を聴き比べると、内弦の小指で押さえた音が高すぎるか低すぎるかを確認できます。
ただし、弦が違うため、音色まで完全に同じになるわけではありません。
比較したいのは音の高さです。
指の間隔と半音の位置
D調の運指で特に意識したいのは、全音と半音の違いです。
音階の隣り合う音がすべて同じ間隔で並んでいるわけではありません。
全音は半音2つ分、半音はその半分の音程関係を表します。
ただし、これは音楽的な音程の幅のことで、指と指の物理的な距離が必ず2対1になるという意味ではありません。
D調内弦の音程関係
| 音の移動 | 音程 | 指の関係 |
|---|---|---|
| D4→E4 | 全音 | 開放弦→第一指 |
| E4→F#4 | 全音 | 第一指→第二指 |
| F#4→G4 | 半音 | 第二指→第三指 |
| G4→A4 | 全音 | 第三指→第四指 |
内弦では、第二指のF#4と第三指のG4が半音です。
そのため、中指と薬指を近づける必要があります。
ここを全音のつもりで広く取ると、G4が高くなりすぎる可能性があります。
D調外弦の音程関係
| 音の移動 | 音程 | 指の関係 |
|---|---|---|
| A4→B4 | 全音 | 開放弦→第一指 |
| B4→C#5 | 全音 | 第一指→第二指 |
| C#5→D5 | 半音 | 第二指→第三指 |
| D5→E5 | 全音 | 第三指→第四指 |
外弦でも第二指と第三指の間が半音になります。
つまり、D調第一ポジションのこの基本形では、内弦と外弦で共通した指の間隔の考え方を使えます。
D調では第二指と第三指の間が半音になることを覚えておきましょう。
半音の指を近づけるときの注意点
半音だからといって、2本の指を無理に押し付け合う必要はありません。
それぞれの指が必要な音程の位置へ自然に置けることが大切です。
中指と薬指が近づくときに手首が大きく曲がったり、親指に力が入りすぎたりしないようにしましょう。
特に小指まで使う場合、指を大きく伸ばそうとして左手全体の形が崩れることがあります。
最初はゆっくり音を出し、正しい高さを確認してから次の指へ移る方法が適しています。
音程が安定してきたら、上行だけでなく下行も練習してみてください。
上がるときは正しく弾けても、戻るときに指の位置がずれる場合があります。往復練習によって、それぞれの指の位置を確かめられます。
二胡のG調運指表と指法
「二胡g指法」や「二胡 G調 運指」と検索しているなら、G調での指番号と数字譜の対応を知りたいのではないでしょうか。
G調は、D調に続いて覚えておきたい代表的な調のひとつです。
数字譜では「1=G」と表記します。
内弦開放弦のD4が低音5(ソ)、外弦開放弦のA4が2(レ)になるため、「5-2弦」または「52弦」と呼ばれます。
最初に知っておきたいのは、G調でも標準調弦D4・A4は通常そのままということです。
G調だからといって、内弦をG音に調弦するという意味ではありません。
弦の開放音を変えるのではなく、音階の基準と指使いをG調に合わせます。
G調第一ポジションの運指表
G調の第一ポジションを内弦と外弦に分けて確認しましょう。
次の表は、G調の基本音階に沿った代表的な運指例です。
G調の内弦運指表
| 指番号 | 使用する指 | 実際の音 | 数字譜 |
|---|---|---|---|
| 0 | 開放弦 | D4 | 低音5 |
| 1 | 人差し指 | E4 | 低音6 |
| 2 | 中指 | F#4 | 低音7 |
| 3 | 薬指 | G4 | 1 |
| 4 | 小指 | A4 | 2 |
内弦では、開放弦D4からA4までの実音の並びがD調と同じです。
ただし、数字譜ではD4が低音5、E4が低音6、F#4が低音7、G4が1、A4が2になります。
D調でG4は数字譜の4でしたが、G調では1になるわけですね。
この違いは、G調を理解するうえで重要です。
G調の外弦運指表
| 指番号 | 使用する指 | 実際の音 | 数字譜 |
|---|---|---|---|
| 0 | 開放弦 | A4 | 2 |
| 1 | 人差し指 | B4 | 3 |
| 2 | 中指 | C5 | 4 |
| 3 | 薬指 | D5 | 5 |
| 4 | 小指 | E5 | 6 |
外弦は、D調との違いが特にわかりやすい部分です。
D調外弦の第二指はC#5でしたが、G調外弦ではC5になります。
C5はC#5より半音低い音です。
そのため、D調と同じ第二指の位置をそのまま使うと、G調では音が高くなってしまいます。
G調の外弦では、第一指B4と第二指C5の間を半音として考えてください。
G調外弦の半音と全音
| 音の移動 | 音程 | 指の関係 |
|---|---|---|
| A4→B4 | 全音 | 開放弦→第一指 |
| B4→C5 | 半音 | 第一指→第二指 |
| C5→D5 | 全音 | 第二指→第三指 |
| D5→E5 | 全音 | 第三指→第四指 |
第一指と第二指の間が半音になり、第二指と第三指の間が全音になります。
中指の位置だけを覚えるのではなく、前後の指との関係を理解すると、音程を確認しやすくなりますよ。
G調の基本音階はどこまで弾ける?
G調の音階は、G4→A4→B4→C5→D5→E5→F#5→G5という並びです。
第一ポジションの基本的な四指配置では、G4からE5までを練習しやすい範囲として扱えます。
F#5やG5など、さらに高い音を演奏する場合は、ポジション移動が必要になります。
最初からG調のすべての音域を覚える必要はありません。
まずは内弦第三指のG4、外弦第三指のD5、そして外弦のB4とC5の半音関係を確認しましょう。
D調とG調の運指の違い
D調とG調の違いを一覧で比較してみます。
| 比較項目 | D調 | G調 |
|---|---|---|
| 数字譜の指定 | 1=D | 1=G |
| 弦の呼び方 | 1-5弦 | 5-2弦 |
| 内弦開放弦 | 1 | 低音5 |
| 外弦開放弦 | 5 | 2 |
| 内弦第一指 | 2 | 低音6 |
| 内弦第二指 | 3 | 低音7 |
| 内弦第三指 | 4 | 1 |
| 外弦第一指 | 6 | 3 |
| 外弦第二指 | 7(C#5) | 4(C5) |
| 外弦第三指 | 高音1 | 5 |
この表を見ると、内弦の実際の押弦音はD調とG調で共通していることがわかります。
一方、外弦の第二指に対応する音は異なります。
最大の違いは外弦の半音位置
D調外弦とG調外弦の基本音を比べてみましょう。
| 指番号 | D調外弦 | G調外弦 |
|---|---|---|
| 0 | A4 | A4 |
| 1 | B4 | B4 |
| 2 | C#5 | C5 |
| 3 | D5 | D5 |
| 4 | E5 | E5 |
この基本形では、違うのは第二指の音です。
D調ではB4→C#5が全音、C#5→D5が半音です。
G調ではB4→C5が半音、C5→D5が全音になります。
つまり、G調外弦では第一指と第二指を近づけることが重要です。
ただし、近づけるといっても、音程を聴かずに指同士をくっつければよいわけではありません。
最終的にはB4とC5の音の高さを確認して、適切な位置に調整してください。
D調の手の形をそのまま使わない
D調を覚えたあとにG調を練習すると、慣れた指の位置へ無意識に戻ってしまうことがあります。
特に外弦第二指をC#5の位置で押さえてしまうと、G調で必要なC5より半音高くなります。
そこで、最初はG調外弦の第一指B4と第二指C5を交互に弾く練習をするとよいでしょう。
B4→C5→B4→C5と繰り返し、半音の関係を耳で確認します。
慣れてきたら、B4→C5→D5→C5→B4という音型に広げます。
この練習なら、半音と全音の位置をまとめて確認できます。
G調の5-2弦とは?
「5-2弦」という名前から、弦の本数を表していると誤解することもあるかもしれません。
二胡の弦は2本です。
5-2弦とは、内弦開放音が数字譜の低音5、外弦開放音が2に対応するという意味です。
D調の1-5弦も同様で、内弦が1、外弦が5という対応を表しています。
数字譜の読み方を理解すると、こうした呼び方も自然に覚えられます。
二胡のポジション移動と他の調
二胡の運指表には、第一ポジションだけでなく、第二ポジションや第三ポジションを示したものもあります。
また、D調やG調以外にも、F調、C調、A調など、さまざまな調の指法があります。
ここでは、ポジションの考え方と代表的な調の違いを整理していきましょう。
最初からすべてを暗記する必要はありません。あなたが練習している曲に必要な範囲から、少しずつ覚えていけば大丈夫です。
第一・第二ポジションの違い
二胡のポジションとは、左手を置く基本的な位置のことです。
中国語では「把位」と呼ばれます。
低い音を弾く位置から高い音を弾く位置へ左手を動かすことで、同じ弦でも演奏できる音域を広げられます。
第一ポジションとは
第一ポジションは、千斤に近い基本的な位置です。
二胡初心者が最初に覚えることの多い把位で、D調やG調の基本音階練習にも使います。
第一指を基準にして、第二指、第三指、第四指を配置します。
この位置で演奏できる入門曲もあるため、まず第一ポジションを安定させることが大切です。
ただし、第一ポジションだけで二胡のすべての音域を演奏できるわけではありません。
第二ポジションとは
第二ポジションでは、第一ポジションよりも高音側、つまり駒に近い位置へ左手を移動します。
左手の基本位置が変わるため、人差し指から小指までが担当する音も変わります。
例えば、第一ポジションでは小指などで演奏する音を、移動後のポジションでは別の指で演奏することがあります。
このように、同じ音でも、使用する指やポジションはひとつに限定されません。
第一ポジションから第二ポジションへ左手を移動する動作は「換把」と呼ばれます。
第一ポジションと第二ポジションの比較
| 項目 | 第一ポジション | 第二ポジション |
|---|---|---|
| 左手の位置 | 千斤に近い | 第一ポジションより駒側 |
| 主な目的 | 基本音階の演奏 | より高い音域への対応 |
| 第一指の基準音 | 基本位置の音 | 移動先の音 |
| 練習の重点 | 指の配置と音程 | 移動と音程の安定 |
| 初心者の優先度 | 最初に覚えたい | 必要な曲に合わせて学ぶ |
なお、第二ポジションの具体的な基準音や把位の分け方は、教材や演奏法によって異なることがあります。
異なるポジション図を比較するときは、単に「第二ポジション」と書かれているだけで同じ位置だと判断せず、第一指の基準音を確認しましょう。
ポジション移動で注意したいこと
ポジション移動では、次の点を意識します。
- 移動先で出したい音を明確にする。
- 左手全体を自然に動かす。
- 親指で琴杆を強く挟みすぎない。
- 手首だけを極端に曲げない。
- 移動前後の音程を確認する。
- 最初はゆっくりした速度で練習する。
第一ポジションから高音側へ進むほど、同じ音程差に対応する指の間隔は狭くなります。
そのため、低音域と同じ幅で指を広げると、音程がずれやすくなります。
ポジション移動では、移動先の音を耳で確認することが特に重要です。
初心者のうちは、第一ポジションの音程を安定させてから、必要に応じて第二ポジションへ進みましょう。
F調・C調・A調の運指
二胡ではD調とG調のほかにも、F調、C調、A調などを演奏します。
標準調弦D4・A4を前提とすると、各調の開放弦と数字譜の関係は次のようになります。
| 調 | 数字譜の指定 | 内弦D4 | 外弦A4 | 呼称 |
|---|---|---|---|---|
| D調 | 1=D | 1 | 5 | 1-5弦 |
| G調 | 1=G | 低音5 | 2 | 5-2弦 |
| F調 | 1=F | 低音6 | 3 | 6-3弦 |
| C調 | 1=C | 2 | 6 | 2-6弦 |
| A調 | 1=A | 4 | 高音1 | 4-1弦 |
| B♭調 | 1=B♭ | 3 | 7 | 3-7弦 |
これらの呼称は、内弦と外弦の開放音が数字譜上で何に当たるかを表しています。
調が変わっても、標準調弦を前提とする限り、内弦D4と外弦A4の実際の音は変わりません。
F調の基本運指
F調は「1=F」と表記します。
内弦D4は低音6、外弦A4は3に対応するため、6-3弦と呼ばれます。
F調の基本的な第一ポジションの音の並びは次のとおりです。
| 指番号 | 内弦 | 外弦 |
|---|---|---|
| 0 | D4 | A4 |
| 1 | E4 | B♭4 |
| 2 | F4 | C5 |
| 3 | G4 | D5 |
| 4 | A4 | E5 |
F調では、内弦のE4→F4が半音です。
また、外弦では開放音A4と第一指B♭4が半音になります。
D調やG調と同じ指の間隔を無条件で使わず、それぞれの半音位置を確認しましょう。
C調の基本運指
C調では「1=C」と表記します。
内弦D4は2、外弦A4は6に対応するため、2-6弦と呼ばれます。
C調の基本的な音の並びは次のとおりです。
| 指番号 | 内弦 | 外弦 |
|---|---|---|
| 0 | D4 | A4 |
| 1 | E4 | B4 |
| 2 | F4 | C5 |
| 3 | G4 | D5 |
| 4 | A4 | E5 |
内弦ではE4→F4が半音、外弦ではB4→C5が半音です。
第二指を置く位置がD調とは異なるため、注意しましょう。
また、C調では数字譜の1がC音です。外弦第二指のC5が1に対応します。
A調の基本運指
A調では「1=A」と表記します。
内弦D4は4、外弦A4は高音1に対応するため、4-1弦と呼ばれます。
| 指番号 | 内弦 | 外弦 |
|---|---|---|
| 0 | D4 | A4 |
| 1 | E4 | B4 |
| 2 | F#4 | C#5 |
| 3 | G#4 | D5 |
| 4 | A4 | E5 |
A調では、内弦第三指のG#4と第四指のA4が半音関係です。
外弦では第二指C#5と第三指D5が半音です。
このように、調によって半音となる位置は変わります。
すべての調を一度に覚える必要はない
ここまで複数の調を紹介しましたが、初心者が最初からすべての運指を暗記する必要はありません。
まずD調で数字譜と指番号の関係を覚え、次にG調の半音位置の違いを理解する順序が取り組みやすいでしょう。
その後、実際に演奏したい曲でF調やC調が出てきたときに、必要な運指を確認すればよいのです。
また、ここで紹介したものは自然音階に沿った代表的な第一ポジションの例です。
実際の曲では、半音階的な音、装飾音、替え指、ポジション移動なども使われます。
運指表と違う指番号が楽譜に指定されていても、必ずしも間違いとは限りません。
曲の流れや前後の音とのつながりを考えて、運指が選ばれる場合もあります。
運指と音程を正確に覚えるコツ
運指表を理解できても、実際に弾くと音程が安定しないことがあります。
これは二胡にフレットがなく、指を押さえる位置を自分で調整する必要があるためです。
運指表に書かれた指番号を覚えることと、正しい音程で演奏できることは、同じではありません。
そこで大切になるのが、開放弦を基準にして音を聴きながら練習することです。
焦って指を速く動かすよりも、まずは一音ずつ正確に出すことを意識しましょう。
初心者向けの運指練習方法
ここでは、初めて運指表を使う人にも取り組みやすい練習方法を紹介します。
難しい曲に進む前に、短い音型で指の位置と音程を結びつける練習をしてみてください。
練習1:開放弦の音を覚える
まず内弦D4と外弦A4を確認します。
- 内弦D4を鳴らす。
- 外弦A4を鳴らす。
- 2つの音の高さを聴き比べる。
- 必要に応じてチューナーで調弦を確認する。
- それぞれの音を基準音として覚える。
開放弦の調弦がずれていると、指を正しい位置へ置こうとしても音程を判断しにくくなります。
運指練習の前には、まず調弦を確認しましょう。
練習2:D調内弦を往復する
次はD調の内弦を練習します。
指番号:0→1→2→3→4
実音:D4→E4→F#4→G4→A4
最後まで弾いたら、4→3→2→1→0と逆方向に戻ります。
確認したいのは、F#4とG4が半音になっているかどうかです。
さらに、小指のA4を弾いたあと、外弦開放弦A4と聴き比べてみましょう。
2つの音が同じ高さになるように、小指の位置を調整します。
最初から小指まで安定して動かせない場合は、0→1→2→3までの練習から始めても構いません。
練習3:D調外弦を往復する
D調の外弦では、次の音を練習します。
指番号:0→1→2→3→4
実音:A4→B4→C#5→D5→E5
ここではC#5→D5の半音に注意してください。
第二指と第三指を近づける必要がありますが、指先を必要以上に強く押し付けないようにしましょう。
音が不安定な場合は、速さを落とし、一音ずつ確認します。
練習4:G調外弦を練習する
G調外弦の基本音は次のとおりです。
指番号:0→1→2→3→4
実音:A4→B4→C5→D5→E5
D調との違いは第二指の音です。
G調ではB4とC5が半音になるため、第一指と第二指を近づけます。
先ほどのD調外弦と比較して、第二指の位置がどのように変わるか確かめてみてください。
練習5:短い音型を繰り返す
運指表を見ながら音階を弾けるようになったら、短い音型に進みます。
D調内弦なら、次のような音型です。
D4→E4→F#4→E4→D4
G調外弦なら、次の音型が使えます。
B4→C5→D5→C5→B4
短いフレーズを繰り返すと、指の位置だけでなく、音の高さの変化にも意識を向けやすくなります。
音を外した場合は、そのまま弾き続けるのではなく、どの音が高すぎたのか、低すぎたのかを確認してみましょう。
音程が安定してから、少しずつテンポを上げる方法がよいでしょう。
音程がずれる主な原因
二胡の音程が安定しない場合、次のような原因が考えられます。
- 指を置く位置がずれている。
- 半音と全音の違いを把握していない。
- 調が変わっても同じ指の間隔で弾いている。
- 左手の形が演奏中に変わっている。
- 親指や手首に余分な力が入っている。
- 開放弦の調弦がずれている。
- ポジション移動後の位置が安定していない。
- 運弓が不安定で、音を聴き取りにくくなっている。
音程がずれたからといって、必ずしも指の位置だけが原因とは限りません。
まず開放弦を確認し、次に左手の状態を見直すと、原因を整理しやすくなります。
音が高い・低いときの直し方
音が低すぎる場合は、一般に指を駒側へ少し動かします。
反対に音が高すぎる場合は、千斤側へ少し戻します。
このとき、指を大きく動かしすぎないことが大切です。
ほんの少しの位置の違いで音程が変わるため、音を聴きながら小さく調整します。
正しい音が出たら、そのときの指の位置や左手の形を確認しましょう。
ただし、毎回まったく同じ物理的位置に指を置こうとするだけでは不十分です。
音の高さを耳で判断し、必要に応じて修正する感覚も身につけていきましょう。
チューナーを使った音程確認
耳だけで音程を判断するのが難しい場合は、チューナーを補助的に使う方法があります。
基準ピッチA4=440Hzの平均律における主な音の周波数は次のとおりです。
| 音名 | 周波数の目安 |
|---|---|
| D4 | 293.66Hz |
| E4 | 329.63Hz |
| F4 | 349.23Hz |
| F#4 | 369.99Hz |
| G4 | 392.00Hz |
| A4 | 440.00Hz |
| B4 | 493.88Hz |
| C5 | 523.25Hz |
| C#5 | 554.37Hz |
| D5 | 587.33Hz |
| E5 | 659.26Hz |
これらは平均律による目安であり、演奏時の音程が常にこの数値だけで決まるわけではありません。
また、基準ピッチをA4=442Hzなどに設定すると、対応する周波数も変わります。
チューナーには、開放弦の調弦を主な目的とするものと、さまざまな音名を確認できるクロマチックチューナーがあります。
押弦音を確認したい場合は、測定可能な音域と機能を確認してください。
チューナーだけに頼らない
チューナーは音程を確認する補助道具です。表示を見ながら調整するだけでなく、正しい音の高さを耳でも確かめることが大切です。
左手の姿勢を見直す
運指を安定させるには、左手の姿勢も重要です。
基本的には、指先を自然に曲げ、必要以上の力を入れずに弦を押さえます。
二胡は弦を琴杆に押し付ける構造ではありません。
強く押さえることよりも、適切な位置に指を置き、安定した姿勢を保つことを意識してください。
また、親指で琴杆を強く挟みすぎると、指の動きやポジション移動が妨げられる場合があります。
手首を過度に曲げず、肩や腕にも余分な力が入らないようにしましょう。
小指を使うときは、無理に大きく伸ばして手の形を崩さないことが大切です。
痛みや強い緊張が出た場合は、無理に練習を続けないでください。
保留指を使う練習
二胡の運指には「保留指」という考え方もあります。
これは、次の音へ進むときに、先に押さえた指を必要に応じて弦上に残す方法です。
例えば第一指を押さえたあと、第二指を置く際に第一指を残す場合があります。
こうすることで、指の位置関係を確認しやすくなることがあります。
ただし、すべてのフレーズで指を残す必要はありません。
音型やポジション移動に応じて、必要な指を適切に離しましょう。
録音して音程を確認する
自分の演奏を録音して聴き直すことも、音程を確認する方法のひとつです。
弾いている最中は指の動きや運弓に意識が向き、音程のずれに気づきにくい場合があります。
短い音階やフレーズを録音して聴くと、どの音が不安定なのかを整理しやすくなります。
指導者がいる場合は、指の位置だけでなく、手の形や音程の取り方も確認してもらうとよいでしょう。独学で判断しにくい部分は、EYS音楽教室の二胡レッスンのように、実際の演奏を講師に見てもらえる場を活用する方法もあります。
無料運指表と教材の選び方
二胡の運指表は、無料で確認できる資料やオンラインツールもあります。
初心者の段階では、最初からすべての調や高音域を網羅する教材が必要とは限りません。
まずは、あなたが現在練習している調とポジションを確認できる資料を選ぶことが大切です。
無料運指表にはどんな種類がある?
運指を確認できる資料には、次のような種類があります。
| 資料の種類 | 主な用途 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 無料ポジション表 | 基本運指を一覧で見る | 対応する調と把位 |
| オンライン指位ツール | 音名と指位を確認する | 操作方法と表示内容 |
| 有料PDF運指表 | 複数の調や高音域を学ぶ | 収録範囲と利用条件 |
| 運指図付き教本 | 練習曲と運指を学ぶ | 対象レベルと掲載内容 |
| チューナー | 調弦と音程の確認 | 測定できる音域と機能 |
例えば、D調の第一ポジションだけを練習する段階なら、その範囲を確認できる運指表があれば十分な場合があります。
一方、第二ポジションや複数の調を学ぶ段階では、より広い範囲を掲載した資料が便利になるでしょう。
無料のポジション図を選ぶポイント
無料資料としては、二胡姫のポジション表、Aria’s Violin Studioの「Jianpu Erhu Fingerboard」、Playsoloistの「Erhu Fingering Chart」などがあります。
それぞれ資料の形式や確認できる内容が異なります。
二胡姫のポジション表は、数字譜を使う学習者向けに各調の指位を確認する資料です。
Aria’s Violin Studioのオンラインツールは、数字譜と音の対応を視覚的に確認できる形式です。
Playsoloistの運指表は、D調、G調、F調、C調、A調、B♭調などの第一ポジションを比較する参考になります。
ただし、各資料の公開範囲や利用条件は変更される場合があります。実際に利用するときは、提供元の最新情報を確認してください。
印刷できる運指表を選ぶとき
運指表を印刷して手元に置きたい場合は、保存形式を確認しましょう。
PDF形式なら、画面上での閲覧だけでなく、印刷に対応している場合があります。
ただし、無料で閲覧できる資料だからといって、自由に印刷、再配布、ブログ掲載ができるとは限りません。
教材の図版には著作権などの権利が関係するため、利用条件を確認する必要があります。
特に、販売されているPDFや教本のポジション図を無断で転載することは避けましょう。
有料の運指表が必要になるケース
有料の運指表は、無料資料だけでは確認できない範囲を学びたいときに検討するとよいでしょう。
例えば、次のような場合です。
- 第二ポジション以降の音を確認したい。
- D調やG調以外の複数の調を学びたい。
- 高音域のポジションを一覧で見たい。
- 印刷用に整理された図を使いたい。
二胡姫ミュージックの「二胡用 各調ポジション表 -二胡用数字譜- ダウンロード販売版」は、D調やG調の第二ポジションなど、複数の調と把位を扱うPDF資料です。
完成済み記事データベースの調査時点では、A4サイズ・全15ページのダウンロード商品として案内されています。
ただし、価格や決済条件、収録範囲などは変更される可能性があるため、利用前に最新の案内を確認する必要があります。
第一ポジションの基本練習が目的なら、最初に無料資料や現在使っている教本で足りるかを確認するのがおすすめです。
教本と運指表はどう使い分ける?
運指表は、音名と指番号の対応を確認するために役立ちます。
一方、二胡の教本は、音階練習や練習曲を通じて実際の演奏方法を学ぶための資料です。
運指表だけを見ていても、曲の中でどのように指を動かすかまでは十分に理解できないことがあります。
そのため、基本的な運指表を手元に置き、教本の練習曲に出てきた音を確認する使い方もよいでしょう。
運指表で音の位置を調べ、実際に弾いて音程を確かめる。この流れを繰り返すことが大切です。
自分に合う運指表を選ぶ判断基準
迷ったときは、次の点を確認してみてください。
- 今練習している調に対応しているか。
- 必要なポジションが掲載されているか。
- 数字譜と音名の対応がわかるか。
- 内弦と外弦を区別しやすいか。
- 指番号が見やすく表示されているか。
- 保存や印刷の条件が自分の用途に合っているか。
資料によって表示方向や記号の使い方が異なるため、最初はひとつの運指表を基準にして練習すると混乱しにくいでしょう。
そして何より大切なのは、指番号の暗記と実際の音程確認をセットにすることです。
運指表を眺めるだけでなく、音を出して確かめることを意識してください。
まとめ
二胡の運指表は、数字譜、指番号、音名、ポジションを対応させて理解するための便利な資料です。
特に初心者は、次のポイントを覚えておきましょう。
- 指番号の1~4と数字譜の1~7は、それぞれ意味が異なる。
- 標準調弦は内弦D4、外弦A4。
- D調は1=D、G調は1=Gで、通常は調弦を変更しない。
- D調第一ポジションでは、内弦・外弦とも第二指と第三指の間が半音になる。
- G調外弦では第一指と第二指の間が半音になる。
- 第一ポジションは千斤に近い基本位置で、より高い音域ではポジション移動が必要になる。
- 調によって半音の位置が変わるため、同じ指の間隔を無条件で使わない。
- 運指表だけで正確な音程は決まらず、耳や必要に応じてチューナーで確認することが重要。
まずはD調の内弦と外弦の運指を覚え、次にG調の半音位置の違いを確認してみてください。
特にD調外弦のC#5とG調外弦のC5を区別できるようになると、2つの調の違いが理解しやすくなります。
最初からすべての調やポジションを暗記する必要はありません。
今練習している曲に必要な運指から、少しずつ覚えていけば大丈夫です。
運指表を見ながら短い音型をゆっくり弾き、指の位置と音の高さを結びつけていきましょう。
正しい音程を耳で確認する習慣をつけることが、数字譜を読んで二胡を演奏するための大切な基礎になります。

