【30秒でわかる!この記事の要点】
- もらえる楽器は自社開発の新品。「弾きやすさ」重視の初心者仕様で品質は確か。
- 条件は「体験当日の入会」と「1年間の継続」。本気で始めたい人にはノーリスク。
- レンタルではなく「自分の楽器」を持つことで、練習量が劇的に増え上達が早まる。
- 浮いた初期費用(5〜10万円)は、スタジオ代やライブ鑑賞など「体験」に使おう。
「楽器が無料でもらえるなんて、絶対に裏があるはずだ」
音楽教室を探していて、EYS音楽教室の「楽器プレゼントキャンペーン」という文字を目にしたとき、多くの人が真っ先に抱く感想はこれではないでしょうか。私も長年バンド活動をしてきて、楽器業界の常識にはそれなりに詳しいつもりですが、最初にこの話を聞いたときは「在庫処分品か、あるいはまともに音が出ないオモチャのような楽器を配っているのではないか?」と、正直かなり疑っていました。
これから音楽を始めたいと考えている初心者の方にとって、楽器購入の初期費用というハードルは、私たちが想像する以上に高くそびえ立っています。ギターやベースならまだしも、サックスやヴァイオリンとなれば、入門セットですら安くて5万円、少しマシなものを選べば10万円オーバーは当たり前の世界です。私自身、高校時代に初めてベースを手にしたときは、数ヶ月分のアルバイト代をすべて注ぎ込み、さらに食費を削ってやっとの思いで手に入れた記憶があります。
そんな金銭的な負担をゼロにしてくれるこのプレゼント制度は、まさに「最初の一歩」を劇的に軽くしてくれる画期的なシステムであることは間違いありません。しかし、だからこそ「タダより怖いものはない」という心理が働き、二の足を踏んでしまう方も多いはずです。
この記事では、単なるカタログスペックの紹介ではなく、現役のアマチュア・ベーシストとしての視点から、EYSが提供する楽器の「実用的な品質」や「弾き心地」、そしてこの仕組みを支えるビジネスモデルの裏側までを徹底的に深掘りします。受け取るための厳しい条件や、知っておくべきリスクについても包み隠さず解説しますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
この記事を読むことで理解できること
- 独自の生産ルートが可能にした「高品質な楽器」が無料になる経済的な秘密
- プレゼントを受け取るためにクリアすべき「3つの適用条件」と注意点
- 初心者でも安心して扱える「Otolier(オトリエ)」ブランドの楽器ラインナップ詳細
- レンタルではなく「自分の楽器」を持つことが上達に直結する決定的な理由
EYS音楽教室の楽器プレゼントに関する仕組みと品質の秘密
まずは、多くのユーザーが最も懸念している「なぜ高価な楽器を無料でプレゼントできるのか」というカラクリと、その楽器が決して「安かろう悪かろう」ではないという品質への疑問について、楽器業界の流通構造を紐解きながら、論理的に解説していきましょう。ここを理解すれば、このキャンペーンが決して怪しいものではなく、非常に合理的な企業努力の結果であることが見えてくるはずです。
独自ブランドOtolierの評判と品質へのこだわり
まず大前提としてお伝えしたいのは、EYS音楽教室でプレゼントされる楽器は、楽器店の倉庫で埃を被っていた売れ残りや、メーカーの在庫処分品などではないという事実です。これらはすべて、EYS音楽教室が独自に企画・開発し、立ち上げた楽器ブランド「Otolier(オトリエ)」の新品製品です。
私たちバンドマンの間でも、時折この「Otolier」という名前が話題になることがありますが、このブランドが掲げている最大のコンセプトは、プロが使うような最高級の音色を追求することではなく、「音楽未経験者が、最初の1年を挫折せずに乗り切るための操作性と耐久性」に特化している点にあります。
例えば、私が専門とするベースやギターといった弦楽器の分野で少しマニアックな話をさせてください。初心者が楽器を挫折する最大の原因をご存知でしょうか?それは「指が痛くて弦を押さえられない」ことです。一見、どれも同じに見えるギターですが、安価な粗悪品と良質な楽器では、弦と指板の距離である「弦高(げんこう)」や、ネックの握りやすさが天と地ほど違います。
Amazonなどで1万円程度で売られている激安初心者セットの多くは、この調整が杜撰で、弦高が無駄に高く、プロの私でも弾くのが辛いと感じるものが少なくありません。そんな楽器を初心者が使えば、コードを押さえるだけで激痛が走り、「自分には才能がないんだ」と勘違いして辞めてしまうのは当然の結果です。
しかし、Otolierの楽器はこの点において非常に誠実な作りをしています。出荷段階で初心者の指の力でも無理なく押さえられる適正な弦高にセットアップされており、ネックの形状も日本人の手のサイズに馴染むように設計されています。「弾きやすいから、毎日触りたくなる」。この単純ですが最も重要なサイクルを生み出すために、コストをかけるべき部分を見極めて作られているのです。
ここがポイント!
私が実際にOtolierのエレキベースを触った感触では、塗装の質感やフレットの処理(金属パーツの端の削り具合)も丁寧で、手が引っかかって痛いということもありませんでした。これなら、長時間練習してもストレスを感じにくいでしょう。
また、私は管楽器の専門家ではありませんが、音楽高校時代の友人で、現在はサックス講師をしている知人にOtolierのサックスについて意見を求めたことがあります。彼が言うには、「正直、何十万円もするプロモデルと比べれば音の深みやキーの反応速度は劣る。けれど、『息を入れたときの音の鳴りやすさ』に関しては、驚くほど初心者向けにチューニングされている」とのことでした。
管楽器は、初心者が最初に「プー」という情けない音しか出せずに苦労するパートですが、Otolierの楽器は少ない肺活量でも楽器全体が共鳴しやすく設計されているため、最初のレッスンで「ちゃんとしたサックスの音が出た!」という成功体験を得やすいそうです。この「成功体験の早さ」こそが、EYSが楽器開発において最も重視している品質の正体なのかもしれません。
初心者に人気の楽器種類と選べるラインナップの詳細
「自分のやりたい楽器はプレゼントの対象になっているのか?」「選べると言っても、どうせ一番安いモデルだけなんでしょ?」
そんな不安をお持ちの方もいるかと思いますが、EYSの楽器プレゼントのラインナップの幅広さと、選択肢の多さは、一般的な音楽教室の常識を遥かに超えています。基本となるピアノ、ギター、ベースはもちろんのこと、管楽器、弦楽器、打楽器、さらには和楽器や民族楽器に至るまで、全47種類以上(時期により変動あり)もの楽器が網羅されています。
ここでは、特に人気が高く、また「これを無料でもらえるのはお得すぎる」と個人的に感じる楽器を中心に、その詳細なスペックや特徴を表にまとめてみました。
| カテゴリ | 主な対象楽器 | 詳細・特徴 |
|---|---|---|
| 弦楽器 | ヴァイオリン ヴィオラ チェロ コントラバス |
アンティーク風仕上げの美しさ ヴァイオリンなどは、ただ音が出るだけでなく、見た目の高級感にもこだわった「アンティークフィニッシュ」モデルが用意されています。もちろん、弓、ケース、松脂といった演奏に必要な小物が全てセットになっているため、届いたその瞬間から練習を始められます。 |
| 管楽器(木管) | アルトサックス テナーサックス フルート クラリネット オーボエ |
彫刻入りで所有欲を満たす 特にサックスは、ベル(朝顔のような広がった部分)に美しい彫刻が施されたモデルもあり、見た目の満足度が非常に高いです。フルートは初心者でも高音が出しやすい「Eメカニズム」を搭載するなど、演奏補助機能もしっかり備わっています。 |
| 管楽器(金管) | トランペット トロンボーン ホルン |
カラーバリエーションの楽しさ トランペットなどは、一般的なゴールドやシルバーだけでなく、モデルによってはアンティークカラーなども選べる場合があります。バンドの中で目立ちたい人には嬉しいポイントです。 |
| ギター・ベース | エレキギター エレキベース アコースティックギター ウクレレ |
王道スタイルを踏襲 奇抜な形ではなく、ストラトキャスタータイプやレスポールタイプといった、ロックやポップスの歴史を作ってきた「王道の形状」を採用しています。どんなジャンルの曲でも対応できる汎用性の高さが魅力です。 |
| 和楽器・その他 | 津軽三味線 沖縄三線 お箏(琴) 二胡 |
入手困難な楽器もカバー 地方の楽器店ではまず在庫がないような伝統楽器も、Otolierなら入門用セットとして手に入ります。三味線の皮の張り具合なども、管理が難しい本革ではなく、破れにくい特殊素材を採用するなど、現代の生活様式に合わせた工夫が凝らされています。 |
▲ 表は横にスクロールしてご覧になれます
【知っ得メモ】在庫状況は常に変動します
上記のリストは代表的なものですが、時期によっては「電子ドラム」や「カホン」、あるいは生産終了となっていたレアな楽器がリストに加わることもあります。逆に、人気が集中しすぎて一時的に入荷待ちになるケースもあるため、体験レッスンの申し込み時に「今の時期、どの楽器ならすぐに手に入るか」をコンシェルジュに確認しておくのが、スムーズなスタートを切るコツです。
特に私が個人的に「これは凄い」と感じるのは、ヴァイオリンやサックスといった、本来であれば参入障壁が非常に高い楽器が含まれている点です。ギターやベースなら、リサイクルショップに行けば数千円で手に入ることもありますが、まともなヴァイオリンを数千円で見つけることは不可能です。これらを初期投資ゼロで手に入れられる選択肢があるというのは、金銭的な理由で夢を諦めていた人にとって、まさに人生を変えるレベルのチャンスと言えるでしょう。
無料で楽器を提供できる独自の生産ルートと開発背景
ここが読者の皆様にとって一番の疑問点であり、同時にEYS音楽教室のビジネスモデルの核心部分でもあります。「なぜ、これだけの品質の楽器を無料で配っても経営が成り立つのか?」
その答えを一言で言えば、ユニクロやニトリと同じ「SPA(製造小売)」モデルを採用しているからに他なりません。従来の楽器業界の常識を覆す、その独自の生産ルートについて詳しく解説します。
通常、私たちが楽器店でギターを一本買うまでには、以下のような長く複雑な流通経路が存在します。
【工場】→【輸入代理店・商社】→【卸問屋】→【楽器店】→【消費者(私たち)】
当然ですが、商品が各業者を経由するたびに、輸送費、倉庫代、人件費、そして各社の利益(マージン)が上乗せされていきます。その結果、工場出荷時には1万円だったギターが、店頭に並ぶ頃には3万円、5万円という価格になってしまうのです。これは楽器業界に限らず、多くの小売業で見られる構造ですが、楽器は特に輸入比率が高いため、この傾向が顕著です。
これに対して、EYS音楽教室が構築したルートは極めてシンプルです。
【提携工房(世界各地)】→【EYS】→【生徒(あなた)】
EYSのスタッフは、自らドイツやイタリア、中国、韓国などの楽器見本市に足を運び、技術力のある工房を直接発掘しています。そして、そこで直接契約を結び、自社ブランドとして大量に発注・製造を行います。これにより、中間業者に支払うべきマージンを100%カットすることに成功しました。
この仕組みのおかげで、EYSは「市場価格で言えば数万円〜10万円クラスの品質を持つ楽器」を、原価に近い驚くような低コストで調達することが可能になります。そして、浮いたコストを会社の利益にするのではなく、「広告宣伝費」の代わりとして生徒に還元しているのです。
テレビCMや高額なネット広告を大量に打って生徒を集める代わりに、「高品質な楽器をプレゼントする」ことで話題を作り、生徒を集める。そして、楽器を手に入れた生徒は長くレッスンを続けてくれるため、長期的な視点で見れば教室側もしっかりと利益を確保できる。つまり、これは「怪しい裏ルート」などではなく、「中間搾取を排除し、その分をユーザーに還元する」という、極めて近代的で合理的なWin-Winのビジネスモデルなのです。
楽器をもらうための条件と注意点を詳しく解説
ここまで楽器の魅力についてお話ししてきましたが、当然ながらこのプレゼントは「無条件で駅前で配っているティッシュ」とは訳が違います。EYSとしても、楽器を渡した翌日に辞められてしまっては、ただの赤字になってしまいます。そのため、この制度を利用するには、いくつかの明確な条件をクリアする必要があります。
「話が違う!」と後でトラブルにならないよう、ここでその条件と注意点を、契約書を読むような気持ちでしっかりと確認しておきましょう。
【重要】楽器プレゼントを受けるための3つの鉄則
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体験レッスン当日の入会手続き完了
これが最も重要な条件であり、多くの人が見落としがちなポイントです。無料体験レッスンを受けた「その日」に入会を決断し、手続きを済ませる必要があります。「一度家に持ち帰って、家族と相談してから来週連絡します」という場合は、基本的にキャンペーン対象外となってしまいます。つまり、体験レッスンに行く時点で、「もし教室の雰囲気が良ければ、その場で入会する」という覚悟と、印鑑やキャッシュカードなどの準備をしていく必要があるのです。 -
1年間のレッスン継続の約束
楽器プレゼントプランを選択した場合、入会から1年間はレッスンを継続する義務が発生します。これは「楽器代の元を取るための期間」と考えても良いでしょう。もし、転勤や病気などのやむを得ない事情以外で、1年未満で中途解約をする場合は、受け取った楽器代の残債を支払うか、あるいは違約金が発生する契約となるのが一般的です。「とりあえず3ヶ月だけやってみようかな」という軽い気持ちなら、楽器プレゼントではなく、通常の月謝プランやレンタル利用を選んだ方が無難です。 -
初期費用の支払い(一括払い or 保証金)
楽器を受け取るためには、入会金とは別に、以下のいずれかの支払い方法を選択する必要があります。- 一括払い: 1年分のレッスン料を最初にまとめて支払う方法です。この場合、追加の保証金などは不要で、最もスムーズに楽器を受け取れます。多くの教室で一括払い割引などが適用されるため、トータルコストでは最もお得になるケースが多いです。
- 保証金制度: 毎月の月謝払いを選択する場合、万が一の未払いや持ち逃げを防ぐために、楽器相当額の「保証金」を一時的にEYSに預け入れる必要があります。この保証金は、1年間レッスンを継続し、無事に契約期間を満了すれば返金されるか、あるいは翌年以降のレッスン料に充当されます。「一時的に財布からお金が出ていく」という点では購入と同じですが、最終的に戻ってくるお金である点が異なります。
これらの条件を見ると「結構厳しいな」と感じるかもしれません。しかし、裏を返せば、これはEYSからの「私たちはあなたが1年間で必ず楽器を弾けるようにサポートします」という意思表示でもあります。楽器の練習において、最初の数ヶ月で挫折する人が最も多いと言われています。「1年は絶対に辞められない」という状況をあえて作ることで、その一番苦しい時期を乗り越え、楽器を弾く楽しさに目覚めるまでの期間を伴走してくれる。そうポジティブに捉えられる人にとっては、これ以上ない強力な後押しとなるはずです。
入会後の流れと楽器がいつ届くかに関する目安
さて、無事に入会手続きを済ませた後、実際にどのような流れで楽器が手元に届くのかについても、具体的なイメージを持っておきましょう。「明日から弾ける!」とワクワクしていたのに、1ヶ月待たされた…といったギャップを防ぐためです。
基本的には、入会手続きが完了し、初回のレッスン予約や入金の確認が取れた段階で、楽器の配送手配が行われます。EYSの物流倉庫に該当する楽器の在庫がある場合、通常は約2週間前後で指定した住所に宅配便で届きます。
しかし、ここで注意が必要なのは「在庫切れ」のケースです。特に春の新生活シーズンや、テレビで特定の楽器が取り上げられてブームになった直後などは、申し込みが殺到し、生産が追いつかなくなることがあります。私の友人のケースでは、人気のサックスを選んだところ、世界的な物流の遅れも重なって、到着まで2ヶ月近く待ったという例もありました。
「じゃあ、届くまではレッスンできないの?」と不安になる必要はありません。楽器が届くまでの間は、教室にある備品の楽器を無料でレンタルしてレッスンを受けることができます。スタジオには常に整備された楽器が用意されているので、手ぶらで通って練習をスタートさせることが可能です。
とはいえ、やはり早く「自分の楽器」が欲しいもの。体験レッスンの際に、担当してくれるコンシェルジュ(入会案内スタッフ)に、「今、この楽器を選んだら、納期はどれくらいになりますか?」と単刀直入に確認することをお勧めします。彼らは最新の在庫状況を把握しているので、正直な目安を教えてくれるはずです。
レンタルとは違うマイ楽器を所有する大きなメリット
多くの大手音楽教室では、「レッスン時は教室の楽器を無料でレンタル可能」「手ぶらでレッスン」というシステムを売りにしています。確かに、仕事帰りや学校帰りに重い楽器を持ち運ばなくて済むのは魅力的です。しかし、声を大にして言いたいのですが、「レッスン以外の時間に楽器が手元にあるかどうか」こそが、上達スピードを決定づける唯一にして最大の要因です。
私はこれまでのバンド人生で、数え切れないほどの「楽器を買わずに借りて済ませようとする初心者」を見てきましたが、残念ながらその9割は半年以内に辞めていきました。なぜなら、週に1回、30分か1時間のレッスン時間内だけで楽器に触れても、人間の脳と体は動きを記憶できないからです。
楽器の習得は、自転車の練習と似ています。たまに乗るだけではいつまで経っても補助輪が外れません。毎日少しでもハンドルを握り、バランス感覚を体に染み込ませる必要があります。自分の楽器が自宅にあれば、以下のような「隙間時間の練習」が可能になります。
- お風呂が沸くまでの15分間だけ、クロマチック練習(運指の基礎練習)をする。
- テレビを見ながら、アンプには繋がずに生音でペケペケと指弾きをする。
- 寝る前に、今日習ったコードを一度だけ押さえてから布団に入る。
この「塵も積もれば山となる」練習こそが、アマチュアがプロ並みとは言わないまでも、人前で演奏できるレベルになるための最短ルートなのです。レンタル専用の楽器では、当然ながら持ち帰ることはできません。「次のレッスンまで一週間、全く楽器に触らない」という状態が続けば、前回のレッスンで習った感覚はきれいにリセットされてしまいます。毎週毎週、リハビリから始めているようなものです。
【私の実体験】所有欲がモチベーションを生む
また、精神的な面でも「マイ楽器」の効果は絶大です。私が初めて自分のベースを買った日、嬉しくて枕元に置いて寝たことを今でも覚えています。朝起きて、そこに楽器があるだけでテンションが上がる。好きなバンドのステッカーを貼ったり、ストラップを好みの柄に変えたりしてカスタマイズする。そうやって愛着が湧けば湧くほど、「こいつを弾きこなしてやりたい」という意欲が湧いてくるものです。レンタル楽器はあくまで「借り物」であり、傷つけないように気を遣いながら弾くものでは、そこまでの情熱は生まれません。
EYSのプレゼント楽器は、一度受け取れば完全にあなたの所有物です。改造しようが、友人とセッションするために持ち出そうが自由です。この「自由」と「愛着」を手に入れることこそが、楽器プレゼント制度を利用する真の価値だと私は考えています。
EYS音楽教室で楽器プレゼントを活用して上達を目指す方法
さて、ここまでは「楽器を手に入れるまで」の話をしてきましたが、ここからは「手に入れた後」の話をしましょう。念願のマイ楽器を手に入れても、それを部屋の飾りにしてしまっては意味がありません。
EYS音楽教室のこの制度を賢く利用し、効率的に上達していくための具体的な戦略や、初心者が陥りやすい罠を回避する方法について、私の経験則に基づいたアドバイスをお伝えします。
初期費用を大幅に節約してレッスンを始める賢い選択
楽器を始める際、多くの人が直面するのが「予算の壁」です。楽器本体だけでなく、ケース、スタンド、チューナー、メンテナンス用品、教則本…と揃えていくと、あっという間にお金が飛んでいきます。EYSの楽器プレゼントを利用することで、本来なら楽器購入費として消えていたはずの5万円〜10万円(選ぶ楽器によってはそれ以上)の資金を浮かせることができます。これは単なる節約ではなく、「より充実した音楽ライフを送るための軍資金」を手に入れたと考えるべきです。
では、その浮いたお金を何に使うのが最も効果的でしょうか?私が推奨する「賢い投資先」をいくつか挙げてみます。
| 投資先 | 効果とメリット |
|---|---|
| 個人練習スタジオ代 | 特にドラムや管楽器、アンプを通した爆音でのギター演奏は、自宅では難しいもの。浮いたお金で週に1回、1時間数百円の個人練習スタジオに入りましょう。「大きな音を出す」快感を知れば、練習は苦行ではなく娯楽になります。 |
| 良質な周辺機材 | 楽器本体はもらえますが、例えばギターなら「エフェクター(音を変える機械)」や「高品質なシールドケーブル」、管楽器なら「少し良いリード」や「マウスピース」にお金を使うことで、音色が劇的に良くなり、弾くのが楽しくなります。 |
| ライブ鑑賞・体験 | 好きなアーティストのライブに行ったり、ジャズクラブで生の演奏を聴いたりする経験は、何冊の教則本を読むよりも強烈なモチベーションになります。「あんな風に弾けるようになりたい!」という具体的なイメージを持つことが、上達へのガソリンです。 |
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私自身、金欠時代はスタジオ代をケチって自宅でヘッドホン練習ばかりしていましたが、たまにスタジオで大きなアンプを鳴らしたときの「音の圧力を全身で浴びる感覚」に衝撃を受け、一気にのめり込みました。楽器にお金がかからない分、こうした「体験」にお金を回せるのが、EYSスタイルの最大の強みです。まずは無料で手に入れた楽器を使い倒し、自分の好みが完全に定まってから、数年後に一生モノの高級楽器を買えばいいのです。最初から高価な楽器を買ってしまい、金欠でスタジオにも行けず、結局辞めてしまう…というのが一番もったいないパターンですから。
自分専用の楽器があることで練習習慣が定着する理由
「練習習慣」というのは、意志の強さだけで作れるものではありません。環境作りが9割です。そして、その環境作りの中心にあるのが「マイ楽器」の存在です。
想像してみてください。あなたが「今日はちょっと疲れたな」と思いながら帰宅したとします。もし楽器をレンタルしていて手元になければ、そのままソファに倒れ込んでスマホを見て終わりでしょう。しかし、部屋の隅に自分のギターが立てかけてあったらどうでしょうか。視界に入るたびに、「昨日の続き、ちょっとだけ弾いてみるか」というきっかけが生まれます。
ここで重要なテクニックを紹介します。「楽器はケースにしまわないこと」です。
多くの初心者は、大事にするあまり毎回ハードケースやソフトケースにしまい込んでしまいますが、これは練習の敵です。「ケースのファスナーを開ける」→「楽器を取り出す」→「ストラップをかける」…この数ステップの手間があるだけで、人間は練習を面倒くさがります。
EYSでもらった楽器は、ぜひギタースタンド(管楽器なら専用スタンド)を購入して、部屋の一番目立つ場所、できればテレビの横やパソコンデスクの脇など、生活動線の中に「裸の状態で」置いてください。そして、アンプに繋がなくてもいいので、CMの間の2分間だけ触る。これを繰り返すだけで、1年後には驚くほど指が動くようになっています。
また、自分の楽器であれば、自分の体格に合わせてストラップの長さを固定しておけますし、チューニングも安定してきます。借りるたびにストラップ調整から始めなければならないレンタル楽器とは違い、「構えた瞬間、いつものポジション」で演奏に入れる。このストレスのなさが、毎日の練習を「歯磨き」のように当たり前の習慣へと変えてくれるのです。
初心者向けに調整された楽器だから挫折しにくい
よく「弘法筆を選ばず」と言いますが、初心者に限って言えば「初心者は筆(道具)を選べ」が正解です。スキルのあるプロなら、どんな劣悪な楽器でもそれなりに弾きこなしてしまいますが、初心者が調整の悪い楽器を使うと、悪い癖がついたり、変な力が指に入って腱鞘炎になったりするリスクがあります。
Step2やStep6でも少し触れましたが、EYSの「Otolier」ブランドの楽器は、この点において非常に「教育的」な作りをしています。私が実際に触ったベースを例に挙げると、ネックの太さが絶妙でした。海外製のベースの中には、丸太のように太くて日本人の手には余るものも多いのですが、Otolierは日本人の平均的な手のサイズを研究しているのか、握り込みやすい形状をしていました。これにより、初心者でも無理なく指を広げることができ、難しいフレーズにも挑戦しやすくなります。
また、管楽器の場合も同様です。知人のサックス講師が言っていたのは、「安いサックスは、低い音(低音域)が出にくいものが多い」という点です。初心者が一番苦戦する「ド」の音などが、楽器の気密性が悪いためにスカスカになりがちなのです。しかし、Otolierはその辺りの気密設計がしっかりしているため、初心者でも比較的楽に低音を鳴らすことができるとのこと。これは「自分は下手だから音が出ないんだ」という誤解を防ぎ、「練習すればちゃんと音が出る!」という自信に繋がります。
「プロモデルのような枯れた味わい深い音」は出ないかもしれません。しかし、「正しいフォームを身につけ、挫折せずに基礎を固めるための道具」としては、非常に優秀なパートナーになってくれるはずです。まずはこの楽器で基礎体力をつけましょう。
故障やメンテナンスに関するサポート体制の安心感
楽器は、買ったら終わりの家電製品とは違い、定期的なメンテナンスが必要な「生き物」のような道具です。季節ごとの湿度の変化で木材が動いてネックが反ったり、ネジが緩んでパーツが外れたり、管楽器ならタンポ(穴を塞ぐパーツ)が劣化したりします。
ネットオークションや格安通販で楽器を買った初心者が一番困るのが、こうしたトラブルが起きたときです。「なんか変な音がするけど、原因がわからない」「近所の楽器屋に持ち込んだら、修理代だけで2万円と言われた」…こうして、直すのも面倒になり、楽器を押入れに封印してしまうパターンが後を絶ちません。
EYS音楽教室で楽器をもらうメリットは、この「困ったときの相談窓口」が常に身近にあるという点です。レッスンに行ったついでに、担当の先生に「最近、ちょっと弦がビビリやすくて…」と相談すれば、その場でチェックしてもらえます。軽微な調整なら先生がその場で直してくれることもありますし、修理が必要な場合でも、EYSの会員サポートを通じて適切な修理対応を案内してもらえます。
特に管楽器やヴァイオリンなどのデリケートな楽器は、素人が触ると悪化させることが多いため、専門知識を持つ人に気軽に見てもらえる環境はプライスレスです。楽器単体をもらうだけでなく、「その楽器を長く使い続けるための安心感」もセットで手に入れていると考えてください。これは独学でやっている人には絶対に得られない特権です。
楽器のプレゼントで失敗しないための選び方のコツ
それでは最後に、数あるラインナップの中から、どうやって自分にベストな一本を選べばいいのか。失敗しないための選び方を伝授します。 機能やスペックについては、EYS側で初心者向けに統一されているので安心してください。では何を基準にするか。それはズバリ「見た目(ルックス)」と「直感」です。
「えっ、そんな単純な理由でいいの?」と思われるかもしれませんが、これこそが最も重要です。 例えば、あなたが「ジャズがやりたい」と思っているなら、渋いサンバーストカラーのサックスや、ウッドベースを選ぶべきです。「ロックが好き」なら、派手なカラーのエレキギターを選びましょう。EYSのカタログには、色違いや仕上げの異なるモデルがいくつか用意されている場合があります。
- カタログや実物を穴が開くまで見る:
体験レッスンの際、可能であれば実物を見せてもらってください。そして、「これを部屋に置いたとき、絵になるか?」「これを抱えてステージに立つ自分を想像してワクワクするか?」を自問自答してください。 - 憧れのアーティストに寄せる:
好きなアーティストが使っている楽器に似ているものがあれば、迷わずそれを選びましょう。形から入ることは決して恥ずかしいことではありません。むしろ、「あの人みたいになりたい」という憧れこそが、辛い基礎練習を乗り越えるエネルギーになります。 - コンシェルジュに相談する:
「初心者なんですけど、どれが一番扱いやすいですか?」と聞くのも手ですが、できれば「私はこういう曲が弾きたいんですけど、それに合う雰囲気の楽器はどれですか?」と聞いてみてください。ジャンルに合ったルックスの楽器を提案してくれるはずです。
スペックや音質の違いなんて、初心者のうちは分かりませんし、上達すればどうせ2本目、3本目が欲しくなります。最初の1本は、理屈抜きで「愛せるかどうか」で選んでください。それが、長く続く秘訣です。
EYS音楽教室の楽器プレゼントのまとめと活用のススメ
長くなりましたが、EYS音楽教室の「楽器プレゼントキャンペーン」について、その裏側から活用法まで徹底的に解説してきました。 結論として、この制度は「これから音楽を始めたいけれど、何を買えばいいか分からない」「初期費用を抑えて、まずは気軽にスタートしたい」という方にとっては、利用しない手はない素晴らしい選択肢です。
【本記事の総まとめ】
- 品質への懸念は不要:
自社開発の「Otolier」は、独自ルートでコストを抑えつつ、初心者にとっての「弾きやすさ」を最優先に設計された真っ当な楽器です。 - 条件はポジティブに捉える:
「当日入会」や「1年継続」という条件は厳しいように見えますが、「1年は絶対に辞めない環境」を強制的に作ることで、挫折しやすい初期段階を乗り越えるためのペースメーカーになります。 - 所有することの喜び:
レンタル品にはない「自分の楽器」という愛着が、毎日の隙間時間を練習時間に変え、結果として圧倒的な上達スピードを生み出します。 - 浮いたお金で体験を買う:
楽器代がかからなかった分、スタジオに入ったりライブに行ったりして、音楽を全身で楽しむ体験に投資してください。
音楽は、聴くだけでも楽しいものですが、自分で演奏できるようになると、世界が全く違って見えます。好きな曲に合わせて指を動かす瞬間の高揚感、バンドで音が重なったときの震えるような感動。これらは、楽器を持った人にしか味わえない特権です。
もしあなたが、まだ迷っているのなら、まずは無料体験レッスンに足を運んでみてください。そして、実際にその楽器に触れ、音を出してみてください。「自分にもできるかも」「楽しそうだな」と少しでも感じたら、それが始めどきです。EYSの楽器プレゼントという強力なブーストを使って、あなたの音楽ライフを最高の形でスタートさせてください。



