サクソフォンとサックスの違い|正式名称と英語表記まで解説

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「サクソフォンとサックスは別の楽器?」「サックスの正式名称は何?」「英語ではsaxophoneとsaxのどちらを書くの?」と、呼び方の違いで迷うことがあります。

結論から言うと、サクソフォンとサックスは別の楽器ではありません。サックスは、サクソフォン(サクソフォーン)を短くした一般的な呼び方です。

英語のフルスペルはsaxophoneで、英語にもsaxという短縮形があります。つまり、日本語だけが独自に「サックス」と略しているわけではありません。

一方、日本語では「サクソフォン」「サクソフォーン」など複数のカタカナ表記が実際に使われています。そのため、どちらか一方だけを「唯一の正式名称」と断定するより、英語のsaxophoneに対する複数の日本語表記があると理解するほうが正確です。

最初に答えをまとめると、次のようになります。

  • サクソフォンとサックスは同じ楽器
  • サックスはサクソフォン/サクソフォーンの略称
  • 英語のフルスペルはsaxophone
  • 英語の短縮形はsax
  • saxは英語でも使われるくだけた表現
  • 名称は発明者Adolphe Sax(アドルフ・サックス)の姓に由来する
  • 日本固有の伝統的な和語の楽器名が別にあるわけではない
  • 金属製だが楽器分類は木管楽器

この記事では、「サクソフォン サックス 違い」「サックス 正式名称」「サックス 英語」「サックス スペル」「サックス 略称」「サックス 語源」「サックス 和名」といった疑問を一つずつ整理します。

サクソフォンとサックスの違い

まず一番大切な点から確認しましょう。「サクソフォン」と「サックス」は、基本的に同じ楽器を指しています。

違うのは楽器の構造や用途ではなく、名称の長さや使われ方です。「サクソフォン」「サクソフォーン」がフル名称として使われ、それを短くした「サックス」が日常的な呼び方として広く定着しています。

呼び方 意味 英語 主な使われ方
サクソフォン/サクソフォーン 楽器のフル名称として使われる呼び方 saxophone 正式・専門的な場面を含め幅広く使われる
サックス サクソフォン/サクソフォーンの略称・通称 sax 日常会話、音楽業界、商品案内などでも広く使われる

たとえば「アルトサクソフォン」と「アルトサックス」は、名称が違うだけで同じ種類の楽器です。「テナーサクソフォン」と「テナーサックス」も同じ関係です。

そのため、「サックスとサクソフォンのどちらを選べばいい楽器なのか」「サクソフォンのほうが本格的な別の楽器なのか」と考える必要はありません。

メーカーなどでも「サクソフォン」と「サックス」が同じ楽器を表す名称として使われています。

サックスはサクソフォンの略称

サックスは、サクソフォン(サクソフォーン)を短くした一般的な呼び方です。

日常会話では「サックスを吹く」「サックス奏者」「アルトサックス」といった表現がよく使われるため、「サックス」のほうになじみがある人も多いでしょう。

一方、楽器の種類をフル名称で表す場合には、次のような呼び方があります。

  • ソプラノサクソフォン
  • アルトサクソフォン
  • テナーサクソフォン
  • バリトンサクソフォン

これらを短くすると、「ソプラノサックス」「アルトサックス」「テナーサックス」「バリトンサックス」となります。

覚え方はシンプルです。

サクソフォン(サクソフォーン)=フル名称として使われる呼び方、サックス=その略称、と整理すれば迷いません。

また、日本語だけが独自に略しているわけではありません。英語でもsaxophoneの短縮形としてsaxが実際に使われています。

英語辞書でもsaxはsaxophoneのinformalな表現として掲載されているため、「saxと言っても英語では通じない」という理解は誤りです。

なお、saxは「S・A・X」という複数の単語の頭文字を組み合わせた頭字語ではありません。saxophoneという一つの単語を短くした形です。

呼び方で楽器の種類は変わらない

「サックス」と「サクソフォン」で名称が違っても、構造、奏法、楽器分類が変わるわけではありません。

たとえば、「サックスはジャズで使う楽器、サクソフォンはクラシックで使う楽器」という区別はありません。

サクソフォンはクラシック、吹奏楽、ジャズ、ポップスなど幅広いジャンルで使われていますが、ジャンルによって楽器名そのものがサックスからサクソフォンへ変わるわけではありません。

また、「サックス」という言葉がアルトサックスだけを意味するわけでもありません。

種類 フル名称の例 略称の例
ソプラノ ソプラノサクソフォン ソプラノサックス
アルト アルトサクソフォン アルトサックス
テナー テナーサクソフォン テナーサックス
バリトン バリトンサクソフォン バリトンサックス

つまり「サックス」は、サクソフォン属の楽器全体について使える略称です。

「サックス=アルトサックスの正式名称」と覚えてしまうと、テナーサックスやソプラノサックスを見たときに混乱しやすくなります。

「サクソフォン」と「サックス」は別楽器ではありません。

名称が異なるだけで、基本的には同じ楽器を指していると覚えておきましょう。

サックスの正式名称は何か

「サックスの正式名称は?」という疑問には、フル名称はサクソフォン(サクソフォーン)、英語ではsaxophoneと説明すると分かりやすいです。

ただし、ここで注意したいのが日本語のカタカナ表記です。

「サクソフォン」と「サクソフォーン」のどちらか一方だけが全国共通の唯一の正式表記で、もう一方が間違いだと断定するのは適切ではありません。

実際にメーカー、専門団体、辞書や百科事典などで採用される表記が異なっています。

そのため、名称の関係は次のように考えると整理しやすくなります。

区分 表記 位置づけ
英語のフル名称 saxophone 基本となる英単語
日本語のフル名称 サクソフォン/サクソフォーン saxophoneをカタカナで表した名称
日本語の略称 サックス 一般的に広く使われる短い呼び方
英語の短縮形 sax informalな短縮形

検索で「サックス 正式名称」と調べた場合、「正式名称はサクソフォン」とだけ説明されることがあります。大きな意味では理解しやすい説明ですが、より正確には、日本語にはサクソフォンとサクソフォーンなどの表記が実際に存在することも押さえておくとよいでしょう。

サクソフォンとサクソフォーン

「サクソフォン」と「サクソフォーン」は、どちらも同じsaxophoneを指す日本語表記であり、意味上の違いはありません。

代表的な使用例を見ると、楽器メーカーでは「サクソフォン」という表記が使われています。一方、一般社団法人日本サクソフォーン協会は、団体名にも「サクソフォーン」という表記を採用しています。

専門的な団体が「サクソフォーン」を使っている一方で、楽器メーカーが「サクソフォン」を使っていることからも、一方を誤りとして扱うのは適切ではないことが分かります。

辞書や百科事典などでは、このほかにも次のような表記が見られることがあります。

  • サクソフォーン
  • サクソフォン
  • サクソホーン
  • サクソホン
  • サキソフォーン
  • サキソフォン
  • サキソホン
  • サックス

「サキソフォン」「サキソホン」などは現在の日常的な楽器情報では目にする機会が比較的少ないものの、辞書類に見られるため、存在する表記を単純に誤字と断定するのも避けたほうがよいでしょう。

現在の一般的な文章で読者に分かりやすく伝えるなら、「サクソフォン」「サクソフォーン」「サックス」の関係を整理しておけば十分です。

この記事では分かりやすさのため、本文の基本表記を「サクソフォン」としています。

ただし、「サクソフォーン」も同じsaxophoneを指す表記であり、間違いという意味ではありません。

学校、楽団、コンクール、教材などで特定の表記が指定されている場合は、その場で採用されている表記に合わせれば問題ありません。

サックスの英語表記とスペル

サックスを英語でフル名称として書く場合は、saxophoneです。

短縮形としてはsaxが使われます。

「サックス 英語」「サックス 英語表記」「サックス スペル」と検索している場合は、まずこの2つを区別すると分かりやすくなります。

フル名称:saxophone

短縮形:sax

英語では楽器名という一般名詞として使う場合、通常はsaxophone、saxと小文字で書きます。

一方、発明者の姓を示すときのSaxは固有名詞なので、先頭を大文字にします。

saxophoneの正しいつづり

saxophoneのスペルは次の9文字です。

S-A-X-O-P-H-O-N-E

通常の表記ではsaxophoneです。

スペルを覚えるときに注意したいのは、「sax」の後と「phone」の部分です。

正しくは、

sax + o + phone = saxophone

となります。

「saxphone」のように、xの直後にあるoを抜かさないようにしましょう。

また、後半は「fone」ではなくphoneです。「ph」を使うことも覚えておきたいポイントです。

通常は一つの単語として書くため、途中に空白やハイフンは入れません。

確認ポイント 正しい形
フルスペル saxophone
文字数 9文字
xの次 o
後半 phone
短縮形 sax

複数形にする場合、saxophoneはsaxophonesとなります。

短縮形saxの複数形はsaxesです。

代表的な種類を英語で書くと、次のようになります。

日本語 英語のフル表記 英語の短縮表記
ソプラノサックス soprano saxophone soprano sax
アルトサックス alto saxophone alto sax
テナーサックス tenor saxophone tenor sax
バリトンサックス baritone saxophone baritone sax

英語での発音は、イギリス英語ではsaxophoneが/ˈsæk.sə.fəʊn/、アメリカ英語では/ˈsæk.sə.foʊn/と表されます。

短縮形saxは、イギリス英語・アメリカ英語ともに/sæks/です。

日本語の「サックス」は、この英語のsaxの音に比較的近いカタカナ表記と考えると、saxophoneとの関係も覚えやすくなります。

英語の略称saxは通じる

「日本語ではサックスと言うけれど、英語でsaxと言って本当に通じるの?」という疑問を持つ人もいるでしょう。

答えは通じます。

英語辞書では、saxがsaxophoneのinformalな表現として掲載されています。

つまり、「sax」はフル名称ではありませんが、英語でも実際に使われる短縮形です。

代表的な表現には次のようなものがあります。

  • alto sax
  • tenor sax
  • a sax player
  • play sax
  • play the sax

alto saxはアルトサックス、tenor saxはテナーサックスという意味です。

そのため、「英語ではsaxophoneと言わないと通じない」「サックスという略し方は日本だけ」と考える必要はありません。

saxはsaxophoneの短縮形です。

ただし、フル名称ではなく、くだけた表現として使われる点は区別しておきましょう。

正式な名称を明示したい文章や、最初に楽器名を説明する場面ではsaxophoneを使い、その後にsaxという短縮形を使うと意味関係が伝わりやすくなります。

サックス奏者の英語表現

サックス奏者を英語で表す代表的な単語は、saxophonistです。

ほかにもsaxophone playerという表現があり、くだけた言い方ではsax playerも使われます。

日本語 英語
サクソフォン奏者 saxophonist
サクソフォン奏者 saxophone player
サックス奏者 sax player

つまり、日本語の「サックス奏者」を英語へ置き換える方法は一つだけではありません。

saxophonistは「サクソフォン奏者」を一語で表せるため覚えておくと便利です。

楽器の種類を示す場合は、alto、tenorなどをsaxophoneの前に置きます。

日本語でも英語でも、「フル名称」と「短い呼び方」が並行して使われていると考えると理解しやすいでしょう。

サクソフォンという名前の語源

サクソフォンという名前は、楽器の音色や形を表した言葉から生まれたわけではありません。

saxophoneという名称は、発明者Adolphe Sax(アドルフ・サックス)の姓Saxに由来します。

語の構成は、大きく次のように整理できます。

Sax + -phone

Saxは、発明者アドルフ・サックスの姓です。

-phoneは、さかのぼると「音」「声」を意味するギリシャ語phōnēに由来する要素です。

そのためsaxophoneは、大まかに言えば「Saxの名を冠した音を出すもの/楽器」という成り立ちを持つ名称だと整理できます。

ここで誤解しやすいのが、「saxという楽器名が最初にあり、あとからphoneを付けてsaxophoneになった」と考えてしまうことです。

実際には、楽器名の語源になったのは発明者の姓Saxです。

関係を順番に見ると、

  1. 発明者の姓がSax
  2. その名前をもとにsaxophoneという楽器名が生まれる
  3. saxophoneを短くした表現としてsaxが使われる

と考えると理解しやすくなります。

英語のsaxophoneはフランス語のsaxophoneに由来するとされ、発明者の名前を楽器名へ取り込んだことが現在の名称につながっています。

発明者アドルフ・サックスとの関係

Adolphe Sax(アドルフ・サックス)は、1814年に生まれ、1894年に亡くなったベルギー生まれの楽器製作家です。

サクソフォンは1840年代に考案され、1846年にはパリで特許を取得しました。

サクソフォンは楽器の歴史の中では比較的新しい時代に生まれた楽器です。

人物名と楽器名、略称の関係を整理すると次のようになります。

対象 英語 日本語
発明者の姓 Sax サックス
楽器のフル名称 saxophone サクソフォン/サクソフォーン
楽器の短縮形 sax サックス

日本語では、発明者の姓Saxも「サックス」、楽器の略称saxも「サックス」とカタカナで表記するため、文章では少し紛らわしく感じることがあります。

英語表記なら違いが分かりやすく、人物の姓は固有名詞なのでSax、楽器の短縮形は一般名詞なので通常saxと書きます。

「サックスという名前を付けた理由は?」という疑問には、発明者アドルフ・サックスの姓Saxが語源と覚えておけば大丈夫です。

この語源を知っておくと、「なぜサックスという略称になったのか」「なぜ英語ではSaxとsaxの両方を見るのか」もつながって理解できます。

サックスに和名はあるのか

「サックスの和名は何?」と気になる人もいるでしょう。

結論として、サックスに日本独自の伝統的な和語として定着した別の楽器名があるわけではありません。

日本語では「サクソフォン」「サクソフォーン」「サックス」などと呼ばれますが、これらはsaxophoneやsaxをもとにした外来語表記です。

つまり、「saxophoneという外国語とはまったく別に、日本で古くから使われている固有の名称がある」という関係ではありません。

検索すると「木管楽器」「シングルリード楽器」「単簧管楽器」といった言葉を見ることがありますが、これらはサクソフォン固有の和名ではありません。

言葉 意味 サックス固有の和名か
サクソフォン/サクソフォーン saxophoneをもとにした日本語表記 日本語で使われる楽器名
サックス サクソフォンの略称 略称
木管楽器 楽器分類 いいえ
シングルリード楽器 発音方法を示す分類・説明 いいえ

「木管楽器」はフルート、クラリネットなども含む大きな分類名です。「シングルリード楽器」もサクソフォンだけの固有名称ではなく、音を出す仕組みに着目した表現です。

「サックスの和名は?」と聞かれたら、日本語ではサクソフォン/サクソフォーンなどと呼ぶが、これらはsaxophoneを音写した外来語であり、それとは別の伝統的な日本固有名が一般名称として存在するわけではないと説明すると誤解が少なくなります。

サックスは木管楽器に分類される

サックスは多くの部分が金属でできているため、見た目だけなら「金管楽器では?」と思いやすい楽器です。

しかし、サクソフォンは木管楽器に分類されます。

ポイントは、木管楽器と金管楽器の違いを本体の材質だけで判断しないことです。

サクソフォンは、マウスピースに取り付けた1枚のリードを息によって振動させ、その振動をもとに音を出します。

このように1枚のリードを使う方式はシングルリードと呼ばれます。

クラリネットも同じようにシングルリードを使う木管楽器です。

一方、トランペットやトロンボーンなどの金管楽器は、奏者の唇の振動を利用して発音します。

比較 サクソフォン 代表的な金管楽器
主な材質の印象 金属製 金属製
発音の基本 リードを振動させる 唇を振動させる
分類 木管楽器 金管楽器

「金属でできている=金管楽器」ではありません。

サックスは見た目が金属製でも、発音原理から木管楽器に分類されます。

そして、ここでも「サクソフォン」と「サックス」の呼び方によって分類が変わることはありません。

「サクソフォンは木管楽器だけれど、サックスは金管楽器」という違いはなく、どちらも同じ楽器なので木管楽器です。

「サックスは何楽器?」と聞かれたら、金属製だが木管楽器と答えると、見た目との違いまで説明できます。

サックスホルンとは別の楽器

名称を調べていると、「サックスホルン」「サクソルン」という似た名前の楽器を見かけることがあります。

しかし、saxophone(サクソフォン)とsaxhorn(サクソルン/サックスホルン)は別の楽器群です。

どちらも名称にSaxが含まれているため混同しやすいのですが、構造や楽器分類は異なります。

項目 サクソフォン サクソルン/サックスホルン
英語 saxophone saxhorn
分類 木管楽器 金管楽器
発音 シングルリードを使用 唇の振動を利用する金管楽器の方式
音程の操作 キーで音孔を開閉 バルブを使用

共通点は、どちらもアドルフ・サックスに関係する名称であることです。

そのためSaxという文字が含まれていますが、saxophoneとsaxhornを同じ楽器の別名として扱ってはいけません。

整理すると、「サックス」と「サクソフォン」は同じ楽器ですが、「サックスホルン」と「サクソフォン」は別の楽器です。

サックス=サクソフォン

サックスホルン≠サクソフォン

名前だけを見ると似ていますが、この違いを知っておけば混同しにくくなります。

サックスの名称に関するFAQ

最後に、「サクソフォン」「サックス」「saxophone」といった名称について特に迷いやすい疑問をまとめます。

Q1. サックスとサクソフォンはどちらが正しいですか?

A. どちらも同じ楽器を指す正しい呼び方です。サクソフォン(サクソフォーン)はフル名称として使われ、サックスはその一般的な略称です。呼び方によって楽器の種類や奏法が変わるわけではありません。

Q2. サクソフォンとサクソフォーンはどちらが正式ですか?

A. どちらもsaxophoneを表す日本語のカタカナ表記です。メーカーでは「サクソフォン」、専門団体では「サクソフォーン」が使われる例があるため、一方だけを唯一の正式表記と断定するのは適切ではありません。

Q3. サックスを英語で書くとどうなりますか?

A. フル名称はsaxophoneです。スペルはS-A-X-O-P-H-O-N-Eの9文字です。短縮形としてsaxも使われます。

Q4. saxは英語でも使いますか?

A. はい。saxは英語でもsaxophoneのinformalな短縮形として使われます。alto sax、tenor sax、sax playerなどの表現があります。日本語だけで独自に作られた略称ではありません。

Q5. サックスはアルトサックスだけを意味しますか?

A. いいえ。サックスはサクソフォン属全体に使える略称です。ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスなど、それぞれに「サックス」という呼び方を使えます。

Q6. saxophoneのスペルで間違えやすい場所はどこですか?

A. 「sax」の直後にoが入ることと、後半がphoneになる点です。正しくはsaxophoneで、通常は空白やハイフンを入れず1語で書きます。

Q7. 「Sax」は大文字で書くべきですか?

A. 楽器の短縮形として使う場合は通常saxと小文字で書きます。発明者Adolphe Saxの姓を表す場合は固有名詞なのでSaxと大文字で始めます。

Q8. サックス奏者を英語で何と言いますか?

A. 代表的な表現はsaxophonistです。ほかにsaxophone player、くだけた表現ではsax playerも使われます。

Q9. アルトサックスとテナーサックスの正式な英語名は何ですか?

A. アルトサックスはalto saxophone、テナーサックスはtenor saxophoneです。短縮形はそれぞれalto sax、tenor saxです。

Q10. サックスは木管楽器と金管楽器のどちらですか?

A. 木管楽器です。本体は一般に金属製ですが、マウスピースに取り付けた1枚のリードを振動させて音を出すため、発音原理から木管楽器に分類されます。

Q11. サックスという名前を付けた理由は何ですか?

A. 発明者Adolphe Sax(アドルフ・サックス)の姓Saxに由来します。saxophoneはSaxと、音や声を意味する語に由来する-phoneが組み合わさった名称です。

Q12. サックスホルンもサックスの仲間ですか?

A. いいえ。saxhorn(サクソルン/サックスホルン)は金管楽器の一族で、saxophoneとは別の楽器群です。どちらもアドルフ・サックスに関係する名称ですが、同じ楽器ではありません。

サクソフォンとサックスの違いを一言でまとめると、楽器の違いではなく呼び方の違いです。

フル名称として使われるのがサクソフォン(サクソフォーン)、英語ではsaxophoneです。サックスはその一般的な略称で、英語にもsaxという短縮形があります。

日本語の「サクソフォン」と「サクソフォーン」は、どちらも同じsaxophoneを表すカタカナ表記です。一方だけを唯一の正しい表記と考える必要はありません。

さらに、saxophoneという名称は発明者アドルフ・サックスの姓Saxに由来します。日本語にはsaxophoneとは別に定着した伝統的な和語の名称があるわけではありません。

そして、見た目は金属製でもサックスは木管楽器です。サックスホルンとは名前が似ていますが、こちらは別の金管楽器群なので区別しておきましょう。

この関係を押さえておけば、「サックス」「サクソフォン」「サクソフォーン」「sax」「saxophone」という表記を見かけても、それぞれの意味を迷わず整理できます。