ウクレレで弾くジブリ曲|初心者向け簡単曲と楽譜選びを解説

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「ウクレレでジブリの曲を弾いてみたい。でも、初心者でも弾ける簡単な曲はどれだろう」と迷っていませんか。

楽器を始めたばかりの時期は、知っているメロディーを弾けるだけでもかなりうれしいものです。ジブリ曲は耳になじんでいる人が多く、音やリズムの間違いに自分で気づきやすいため、ウクレレの練習曲としても取り組みやすいですよ。

ただし、「ゆっくりした曲だから簡単」「有名な曲だから初心者向け」とは限りません。同じ曲でも、弾き語り用かソロ用か、どのキーに移調されているか、何種類のコードを使うか、コードチェンジがどのくらいの頻度で出てくるかによって難しさが変わります。

ウクレレで簡単なジブリ曲を探すときは、曲名だけで判断せず、演奏形式と楽譜の編曲をセットで確認することが大切です。

先に結論をまとめると、初めてジブリ曲を演奏する人は、メロディーを歌いながらコードを鳴らす弾き語りから始めると、1曲を完成させやすくなります。

最初の候補としては、「テルーの唄」「もののけ姫」「いつも何度でも」「世界の約束」が選びやすいでしょう。歌わずにウクレレだけでメロディーを奏でたい人は、「風のとおり道」「もののけ姫」「世界の約束」の入門向けソロ譜が候補です。

初心者向けジブリ曲選びの基本

  • 初めての1曲は弾き語りを優先する
  • 自分がよく知っているメロディーを選ぶ
  • 「入門」または「初級」と明記された楽譜を選ぶ
  • コード数だけでなく、押さえ方と切り替え頻度を見る
  • ソロ譜はTAB譜、指番号、チューニングを確認する

この記事では、音楽科高校で学び、バンド活動を続けてきた私の経験も交えながら、初心者が取り組みやすいジブリ曲、弾き語りとソロの違い、ウクレレ楽譜の選び方、練習でつまずいたときの対処法まで詳しく解説します。

  • 初心者が弾きやすいジブリ曲
  • 弾き語りとソロの難易度の違い
  • コード数を見るときの注意点
  • 自分に合うジブリ楽譜の選び方
  • コードチェンジやTAB譜の練習方法

ジブリ曲は弾き語りから始める

ウクレレでジブリ曲に挑戦する方法は、大きく分けて弾き語りとソロの2種類です。

どちらにも違った楽しさがあります。弾き語りなら、自分の歌とウクレレの音が重なった瞬間に曲らしさが生まれます。ソロなら、ウクレレ1本だけでメロディーと伴奏を表現でき、楽器そのものの響きをじっくり楽しめます。

ただ、初めて1曲を完成させたい人にとっては、同時に行う作業が少ない弾き語りのほうが取り組みやすいかなと思います。

弾き語りでは、メロディーを声に任せられるため、左手はコード、右手は一定のリズムに集中できます。最初は右手で複雑なストロークを行わず、1拍ごとのダウンストロークだけでも十分です。

「歌には自信がない」という人もいますよね。その場合でも、最初からソロを選ばなければならないわけではありません。小さな声でメロディーを口ずさんだり、歌わずにコード進行だけを鳴らしたりしても、弾き語り譜を練習に利用できます。

弾き語りとソロの難易度

弾き語りは、歌でメロディーを担当し、ウクレレではコードを鳴らす演奏方法です。

一般的な弾き語り譜は、歌詞の上にC、F、G7、Amなどのコードネームが記載されています。楽譜によっては、各コードの弦とフレットの押さえ方を示すコードダイアグラムも掲載されています。

初心者は、歌詞のどの文字でコードが変わるかを確認しながら演奏します。右手は一定のダウンストロークから始められるため、ウクレレを持ったばかりでも曲の形を作りやすいのが特徴です。

一方のソロは、歌わずにウクレレ1本でメロディーと伴奏を同時に演奏します。

ソロ譜では、通常の五線譜と一緒にTAB譜が使われることが多くあります。TAB譜には押さえる弦とフレット番号が書かれているため、五線譜が苦手でも指の位置を確認できます。

ただし、指の位置がわかることと、簡単に演奏できることは別です。

ソロでは、複数の弦を押さえたまま一部の指だけを動かしたり、メロディー音を残しながら次の和音を準備したりします。右手も、すべての弦を同時に鳴らすだけでなく、特定の弦を狙って弾かなければなりません。

比較項目 弾き語り ソロ
メロディー 主に声で歌う ウクレレで弾く
ウクレレの役割 コード伴奏が中心 メロディーと伴奏の両方
主に読むもの 歌詞、コードネーム、コードダイアグラム 五線譜、TAB譜、運指
左手の動き コードの形を切り替える コードを保ちながらメロディー音も動かす
右手の動き ストローク中心 単音、和音、アルペジオなどを使い分ける
初心者の始めやすさ 比較的始めやすい 入門用の編曲を選ぶ必要がある

同じ「もののけ姫」でも、弾き語り譜ならコードを押さえて歌う形ですが、ソロ譜ではメロディー音と伴奏音を同時に処理します。そのため、同じ曲名でも必要な技術はかなり異なります。

最初の目標が「好きなジブリ曲を1曲弾けるようになること」なら、弾き語りから始めるのがおすすめです。

歌うことよりウクレレの音を聴かせたい人は、入門レベルと明記され、TAB譜と左手の指番号が付いたソロ譜を選びましょう。

弾き語り譜には、メロディーを弾くためのTAB譜が付いていない場合があります。「楽譜を買えば歌わずにメロディーを弾ける」と思って購入すると、必要な情報が載っていないこともあるので注意してください。

商品説明では、「弾き語り」「ソロ」「アンサンブル」のどれに該当するかを最初に確認しましょう。ここを間違えなければ、楽譜選びの失敗をかなり減らせます。

コード数だけでは決まらない

初心者向けのウクレレ楽譜を探していると、「3コードで弾ける」「最大5コード」「少ないコードで簡単」といった表示をよく見かけます。

使用するコードが少ないことは、覚える形を減らすうえで大きな助けになります。最初の1曲で10種類以上のコードを覚えるより、3~5種類程度を繰り返す編曲のほうが練習しやすいでしょう。

ただし、コード数が少なければ必ず簡単とは限りません。

たとえば、使用コードが3種類でも、その中に指をすべて使う形やセーハが含まれていると、押さえるだけで時間がかかります。コードチェンジが1拍ごとに続く編曲も、初心者には忙しく感じられます。

反対に、7種類のコードを使う曲でも、同じ4小節のコード進行を繰り返す構成なら、流れを覚えて弾きやすくなることがあります。

私も楽器を始めた頃は、コードの種類が多い曲を見るだけで難しそうに感じました。しかし、実際に止まりやすいのは、コードの総数よりも「次の形へ移る準備が間に合わない場所」です。

つまり、見るべきなのはコードの数だけではありません。押さえ方、切り替えの間隔、テンポ、リズムの複雑さをまとめて確認する必要があります。

確認項目 初心者が選びやすい条件 難しく感じやすい条件
演奏形式 弾き語り、または入門ソロ 中級以上のソロやアンサンブル
コードの種類 種類が少なく、押さえやすい形が中心 セーハや複雑なコードが多い
コードチェンジ 切り替えの間隔が長い 1拍ごとなど短い間隔で変わる
コード進行 同じ並びを繰り返す 小節ごとに新しい並びが出てくる
テンポ 遅め、または一定 速い、途中で大きく変化する
右手 一定のダウンストロークで対応できる 細かなリズムや弦の弾き分けが必要
譜面 コードダイアグラムや指番号が見やすい 文字やTAB譜が小さく情報が少ない
難易度 「入門」または「初級」と明記 難易度が不明、または中級以上

同じ曲でも、移調や簡略化の方法によって使用コードは変わります。原曲では複雑なコードが使われていても、初心者向け楽譜では押さえやすいキーに移し、経過コードを省いている場合があります。

逆に、原曲の雰囲気をできるだけ忠実に再現する編曲では、コードの種類や切り替え回数が増えることがあります。

「いつも何度でもは6コード」「さんぽは7コード」といった情報を見つけても、その数字は特定の楽譜における編曲の情報です。別の出版社や別の編曲者による楽譜では、コード数が異なる可能性があります。

コード数は曲そのものに固定された数字ではありません。

購入する楽譜のキー、編曲、難易度に対する情報として確認してください。サンプル譜面が公開されている場合は、曲名やコード数だけでなく、実際に登場するコードの形も見ておきましょう。

初心者が弾きやすいジブリ曲

初心者が最初に選ぶなら、テンポが落ち着いていて、メロディーをよく知っている曲が向いています。

知っている曲には、楽譜を読む負担を減らせる利点があります。次にどのようなメロディーが来るか予想できるため、リズムがずれた場所やコードを間違えた場所にも気づきやすくなります。

また、「好きだから弾きたい」という気持ちも大切です。簡単さだけで興味の薄い曲を選ぶより、多少難しい部分があっても何度も聴きたくなる曲を選んだほうが、練習を続けやすいですよ。

ここでは、2026年8月3日時点で確認できる初心者向け楽譜の難易度表示をもとに、取り組みやすい候補を紹介します。

最初の弾き語りに向く4曲

初めてジブリ曲の弾き語りに挑戦するなら、「テルーの唄」「もののけ姫」「いつも何度でも」「世界の約束」が候補になります。

いずれも、現行のヤマハ初心者向けジブリ楽譜では、弾き語りのレベル1に分類されている曲です。ただし、レベル1だから練習せずに弾けるわけではありません。1曲の中で苦手なコードが出てくる場合は、2つのコードだけを切り取って練習しましょう。

曲名 作品名 初心者向けの理由 練習時の注意点
テルーの唄 ゲド戦記 落ち着いた曲調で、速いストロークを求められにくい ゆっくりした曲ほどコードチェンジの遅れが目立ちやすい
もののけ姫 もののけ姫 テンポが落ち着いており、音を確認しながら進めやすい 音を短く切らず、響きを残す意識が必要
いつも何度でも 千と千尋の神隠し メロディーを知っている人が多く、演奏位置を把握しやすい 編曲によってキーや使用コード数が変わる
世界の約束 ハウルの動く城 ゆっくりコードを確認しながら弾きやすい 歌の息継ぎとコードチェンジを分けて練習する

テルーの唄は、初めて1曲を通して弾きたい人に向いています。落ち着いた曲なので、最初から複雑な右手のパターンを使わなくても、一定のダウンストロークで雰囲気を作れます。

ゆっくりした曲には余裕がありそうですが、実際にはコードを変えるタイミングのずれが目立ちやすい面もあります。まずはメトロノームを使わず、自分が止まらずに弾ける速さでコード進行を確認してください。

コードの形が安定したら、一定の拍を意識します。すべての弦を完璧に鳴らそうとして止まるより、少し音がかすれても拍を保つ練習を取り入れると、曲全体がまとまりやすくなります。

もののけ姫は、ゆっくりした曲から始めたい人に向いています。音数を増やすよりも、鳴らしたコードの響きを残すことが大切な曲です。

コードを鳴らした直後に左手を完全に離すと、音が短く切れてしまいます。次のコードへ移る直前まで押さえた状態を保ち、できる範囲で音をつなげてみましょう。

歌の音域が合わないと感じる場合は、演奏が下手なのではなく、楽譜のキーが自分の声に合っていない可能性があります。購入前にサンプル音源や譜面を確認できるなら、最も高い音と低い音を無理なく歌えるか試してください。

いつも何度でもは、知名度が高く、歌とコードを合わせる練習に適しています。メロディーを覚えている人が多いため、コードチェンジの場所を歌詞と結び付けやすいのが利点です。

ヤマハの別商品「『コード3つ』からはじめる!楽々ウクレレ弾き語り60」に収録された編曲では6コードが使われています。ただし、これはその楽譜に対する数字です。別のキーや別の編曲ではコード数が変わります。

歌詞のどの文字でコードが変わるかわかりにくい場合は、コードチェンジする直前の文字に小さな印を付けましょう。最初は各コードを1回だけ鳴らし、歌と切り替え位置を合わせる方法も有効です。

世界の約束は、ゆっくりコードを確認しながら弾きたい人に向いています。長いフレーズが多いため、歌に集中すると左手の準備が遅れることがあります。

その場合は、歌の息継ぎとコードチェンジを一度分けて練習しましょう。コード進行だけを弾けるようにした後、歌詞を読みながら切り替える場所を確認し、最後に歌を加えます。

4曲の中で迷ったら、自分が最もよく知っているメロディーを選ぶのもよい方法です。

難易度表示が同じでも、知っている曲のほうが次の音やリズムを予想できるため、練習の負担を減らせます。

最初の目標は、原曲どおりの速さやストロークで演奏することではありません。コードを簡略化した初心者向け楽譜を使い、1番だけでも止まらずに弾ければ十分な成果です。

少ないコードで楽しめる曲

少ないコードで明るい曲を弾きたいなら、「ルージュの伝言」が有力な候補です。

ヤマハの「使うコードは最大5つ! 超初級のウクレレ弾き語り」は、収録曲を2~5種類のコードで演奏できるように編曲した楽譜集です。「ルージュの伝言」も収録されており、使用コードが最大5種類の範囲に収まります。

ただし、「最大5つ」という表示は、商品全体に収録されている各曲が2~5種類のコードで作られているという意味です。「ルージュの伝言」が必ず5コードを使うと断定する情報ではないため、正確なコード数とコード名は購入する楽譜で確認してください。

「ルージュの伝言」は、右手のストローク練習にも向いています。軽快な雰囲気を出したくなりますが、最初から原曲の速さを目指すと、左手のコードチェンジが間に合わなくなりやすいです。

まずは、1小節に4回のダウンストロークだけで進めてみましょう。コードを押さえるタイミングが安定してから、アップストロークやアクセントを加えます。

コード数を基準に選ぶ場合は、「いつも何度でも」「さんぽ」「風になる」「君をのせて」も選択肢です。

ヤマハの「『コード3つ』からはじめる!楽々ウクレレ弾き語り60」に収録された編曲では、「いつも何度でも」が6コード、「さんぽ」「風になる」「君をのせて」がそれぞれ7コードで構成されています。

曲名 確認できたコード数 コード数を見る際の注意点
ルージュの伝言 最大5コードの楽譜集に収録 正確な使用数とコード名は購入する楽譜で確認
いつも何度でも 6コード 特定のコード数別楽譜における編曲
さんぽ 7コード 別編曲ではコード数が変わる可能性がある
風になる 7コード テンポが速いと切り替えが難しくなる
君をのせて 7コード 弾き語りとソロでは難易度が異なる

「コード3つから始める」という商品名でも、すべての収録曲が3コードで弾けるわけではありません。

コード数別に3~7種類の範囲で編曲されています。自分が弾きたい曲のコード数と押さえ方を個別に確認しましょう。

一般的な初心者向け教材では、C、F、G7、Am、Dm、D7、Gなどから練習を始める例が多くあります。

楽器の選び方や基本コードから確認したい人は、ウクレレ初心者ガイドも参考にしてください。

Cは1本の指、Amも1本の指で押さえられるため、最初に音を鳴らしやすいコードです。FやG7は複数の指を使いますが、ジブリ曲に限らずさまざまな弾き語りで登場するため、覚えておくと演奏できる曲が増えます。

ただし、すべてのジブリ曲がこれらの基本コードだけで弾けるわけではありません。キーが変われば登場するコードも変わります。

知らないコードが1つ含まれていても、それだけで楽譜を諦める必要はありません。曲の中で繰り返し使うコードなら、単独で覚えるよりも前後の流れと一緒に練習したほうが身に付きやすいこともあります。

少ないコードを優先しつつ、「この曲を弾きたい」という気持ちも大切にしてください。好きな曲は、同じコードチェンジを何度繰り返しても練習を続けやすいものです。

最初に弾きやすいソロ曲

歌わずにジブリのメロディーを演奏したい人は、ソロ・レベル1に分類されている「風のとおり道」「もののけ姫」「世界の約束」から選ぶと取り組みやすいです。

風のとおり道は、最初のソロ曲を探している人に向いています。いきなり楽譜に書かれたすべての音を鳴らそうとせず、最初はメロディー音だけを確認しましょう。

メロディーだけで曲として聞こえるようになったら、同時に鳴らす伴奏音を加えます。この順番にすると、どの音を長く残す必要があるのかがわかりやすくなります。

もののけ姫世界の約束は、現行の初心者向け曲集に弾き語り版とソロ版の両方が収録されています。

同じ曲を弾き語りで覚えた後、ソロに進む方法もおすすめです。すでにメロディーと曲の流れを理解しているため、TAB譜を読む作業に集中しやすくなります。

ソロ練習では、いきなり1曲を通して弾こうとしないことが大切です。1~2小節ずつ区切り、弦とフレットの位置を確認してください。

指番号が書かれている場合は、まず指定された指使いを試しましょう。現在の音を押さえるだけでなく、次の音へ移動しやすいように考えられていることが多いためです。

ソロ譜の確認項目 確認する理由
TAB譜の有無 押さえる弦とフレット番号を確認できる
五線譜の有無 音の高さや長さ、休符を把握しやすい
左手の指番号 次の音へ移りやすい運指を確認できる
譜面の大きさ 数字や音符が見やすいほど練習中に迷いにくい
参考演奏 音の長さ、テンポ、フレーズを耳で確認できる
high-G・low-G チューニングが異なると出せる音域や運指が変わる

ソロ譜を選ぶときは、TAB譜、左手の指番号、譜面の大きさ、high-G・low-Gの指定を確認しましょう。

初心者向けと書かれていても、自分のウクレレと異なるチューニングを前提にした編曲では、楽譜どおりの音を出せない場合があります。

一般的なソプラノ、コンサート、テナーウクレレではhigh-Gチューニングが広く使われています。一方、低い音域を使うソロ編曲ではlow-Gが必要になる場合があります。

商品説明や楽譜の冒頭にチューニングの指定が見つからない場合は、購入前に出版社や販売元の情報を確認してください。

慣れてから挑戦したい曲

基本コードをいくつか押さえられるようになり、演奏中に止まる回数が減ってきたら、テンポのある曲やコードチェンジが増える曲へ進みましょう。

入門曲を1曲完成させると、コードを押さえる力だけでなく、楽譜の見方、練習の分け方、苦手な場所の見つけ方も身に付きます。

その経験は次の曲にも使えます。最初の曲で覚えたC、F、G7、Amなどが別の曲にも登場すれば、新しく覚えるコードを減らせるからです。

難しい曲を避け続ける必要はありませんが、入門曲と同じ練習量ですぐに弾けるとは考えず、短い範囲ごとに進めてください。

初級の弾き語りに向く曲

次の段階の弾き語り候補としては、「君をのせて」「となりのトトロ」「やさしさに包まれたなら」「風になる」があります。

曲名 向いている練習 注意点
君をのせて コードチェンジと歌の合わせ方 ソロ版は弾き語り版より難しい
となりのトトロ 一定のテンポを保つ練習 明るい曲調につられて速くなりやすい
やさしさに包まれたなら 基本コードを使った弾き語り 歌いやすいキーか確認する
風になる 軽快なストローク 速さを上げるとコードが不明瞭になりやすい

君をのせては、歌の流れを知っている人が多く、コードチェンジの練習曲として使いやすい曲です。現行の初心者向け楽譜では、弾き語りがレベル2、ソロがレベル3に分類されています。

つまり、同じ曲でも、弾き語りなら基本コードに慣れた後の候補になりますが、ソロ版は最初の1曲として難しく感じる可能性があります。

別のコード数別楽譜では7コードを使う編曲が確認されています。7種類を一度に覚えようとせず、曲の前半で使うコード、サビで使うコードのように分けて練習しましょう。

となりのトトロは、明るく親しみやすい一方で、一定のテンポを保ちながらコードを切り替える力が必要です。

知っている曲ほど原曲の速さで弾きたくなりますが、最初は右手をゆっくり一定に動かします。左手が遅れても右手まで完全に止めない練習を取り入れると、演奏の流れが安定します。

やさしさに包まれたならは、基本コードをいくつか覚えた後の弾き語りに向いています。コードを押さえられても、歌の高さが合わなければ苦しく感じることがあります。

初心者向け楽譜は弾きやすいキーに移調されていることがありますが、弾きやすいキーと歌いやすいキーがすべての人で一致するわけではありません。可能なら、購入前にサンプル譜面や参考音源で音域を確認しましょう。

風になるは、軽快なストロークを練習したい人に向いています。コード数別楽譜の編曲では7コードが使われています。

テンポを優先しすぎると、コードの音が途中で途切れたり、指が正しい位置に着く前に右手を鳴らしたりします。最初は原曲の半分程度の感覚まで落とし、コードがそろってから少しずつ速くしてください。

「さんぽ」も親しみやすい曲ですが、知っている曲だからといってコードチェンジが最少とは限りません。

現行の初心者向け曲集では弾き語りのレベル1の範囲に収録されていますが、個別曲の情報では初級と記載されている例があります。難易度表示に差がある場合は、サンプル譜面、使用コード、テンポを見て判断するのが確実です。

初級曲へ進む目安は、入門曲を原曲どおりの速さで弾けることではありません。

コードを見たときに形を思い出せること、2つのコードを一定の拍で往復できること、曲の途中で止まっても再開できることが目安になります。

後半に回したいソロ曲

現行の初心者向けジブリ曲集でソロ・レベル3に分類される主な曲は、「君をのせて」「人生のメリーゴーランド」「海の見える街」「アシタカせっ記」「地球儀」です。

これらの曲は人気が高く、ウクレレで演奏したときにも美しい響きを楽しめます。ただし、最初のソロ曲として選ぶと、指の動きやTAB譜の読み取りに苦戦する可能性があります。

難しくなりやすい理由は、メロディーと伴奏を同時に扱うだけではありません。

  • 複数の弦を押さえたまま一部の指だけを動かす
  • 鳴らした音を伸ばしながら次の指を準備する
  • ローポジションから高いポジションへ移動する
  • 単音と和音を短い間隔で弾き分ける
  • TAB譜だけでなく音の長さや休符も読む

ポジション移動が増える曲では、TAB譜の数字を1つずつ追うだけでは演奏が間に合いません。次の小節でどの位置へ移るかを先に確認し、左手全体を動かす準備が必要です。

また、ソロでは音を長く残すことが曲の雰囲気に直結します。次の音を押さえるためにすべての指を早く離してしまうと、メロディーが途切れて聞こえます。

「歌わなくてよいからソロのほうが簡単」と思うかもしれませんが、演奏技術だけを見ると、ソロは弾き語りより難しくなりやすいです。

最初はソロ・レベル1の曲を完成させ、レベル2、レベル3の順に進むと無理がありません。

レベル3の曲に挑戦するときは、1曲を最初から最後まで均等に練習しなくても構いません。

「人生のメリーゴーランド」の印象的な部分だけ、「海の見える街」の冒頭だけというように、まずは4~8小節を完成させましょう。

短い範囲でも、自分のウクレレから好きなメロディーが聞こえると達成感があります。その達成感が、次の範囲を練習する力になりますよ。

ジブリのウクレレ楽譜の選び方

ジブリのウクレレ楽譜には、初心者向けの弾き語り曲集、ソロ曲集、1曲単位のダウンロード楽譜、コンビニ印刷楽譜、アンサンブル譜などがあります。

収録曲数や価格だけで選ばず、自分がどのように演奏したいのかを先に決めると、購入後の失敗を減らせます。

「歌いながらコードを弾きたい」「歌わずにメロディーを奏でたい」「1曲だけ試したい」「複数人で合奏したい」では、必要な楽譜が異なります。

目的 向いている楽譜
初めてコード伴奏をする 入門向けの弾き語り譜
歌わずにメロディーを弾く 入門向けのソロ譜
弾き語りとソロの両方を試す 両形式を収録した初心者向け曲集
好きな曲を1曲だけ練習する 単曲ダウンロード楽譜、コンビニ印刷楽譜
多くのソロ曲を長く楽しむ ソロ専用のジブリ曲集
教室やサークルで合奏する ウクレレ・アンサンブル譜

2026年改訂版の特徴

2026年8月3日時点で総合的な初心者向け候補となるのが、ヤマハの「超初級かんたん!見やすい! 初心者にやさしいウクレレ 弾き語り&ソロ~スタジオジブリ編~[改訂版]」です。

商品コードはGTL01102960、発売日は2026年5月15日、税込価格は2,200円です。菊倍判縦の全96ページで、弾き語り19曲とソロ16曲、合計35曲が収録されています。

公式の商品情報では、対象難易度は入門・初級とされ、弾き語りとソロの両方を1冊で楽しめる初心者向けの曲集として案内されています。

また、TAB譜や音符を大きく見やすくし、ソロ譜には左手の指番号を掲載。弾き語りとソロをそれぞれ3段階のレベルに分けています。

商品情報、現在の価格、収録曲は、ヤマハの楽譜出版「初心者にやさしいウクレレ 弾き語り&ソロ~スタジオジブリ編~[改訂版]」公式ページで確認できます。

項目 内容
商品コード GTL01102960
発売日 2026年5月15日
価格 2,200円(税込)
仕様 菊倍判縦、96ページ
収録数 35曲
弾き語り 19曲
ソロ 16曲
難易度 入門・初級
譜面の特徴 音符とTAB譜が大きく見やすい
ソロ譜 左手の指番号付き
レベル分け 弾き語り、ソロともに3段階

この曲集の強みは、弾き語りとソロの両方を1冊で試せる点です。

まず弾き語りのレベル1でコードに慣れ、次にソロのレベル1へ進む流れを作れます。弾き語りだけ、ソロだけに決め切れていない人にも選びやすいでしょう。

音符やTAB譜が大きく、ソロ譜には左手の指番号が付いているため、数字が小さい譜面を追うのが大変な人にも向いています。

ただし、初心者向けに弾きやすくするため、曲によっては原曲と異なるキーや長さに編曲されています。

原曲と同じキー、同じ構成、同じ伴奏を完全に再現したい人よりも、まずは弾きやすい形でジブリ曲を完成させたい人に向く楽譜です。

弾き語りのレベル1には、「いつも何度でも」「もののけ姫」「ルージュの伝言」「さんぽ」「テルーの唄」「世界の約束」が収録されています。

ソロのレベル1には、「風のとおり道」「もののけ姫」「世界の約束」が収録されています。同じ曲の弾き語りとソロを比べたい人は、「もののけ姫」または「世界の約束」から始めると違いを体験できます。

旧版は2022年10月19日発売の商品コードGTL01100835で、現在は絶版です。旧版と2026年改訂版はどちらも35曲収録ですが、収録内容の一部が異なります。

旧版に収録されていた「愛は花、君はその種子(THE ROSE)」は、2026年改訂版では「地球儀」に変更されました。

中古で旧版を購入する場合は、価格だけで判断せず、商品コードと収録曲を確認してください。

これから新品を購入するなら、2026年改訂版を選びやすいですが、「愛は花、君はその種子」を弾きたい人は旧版の収録内容を確認する必要があります。

価格、在庫、送料、電子版の提供状況は変わる可能性があります。購入時には商品コード、発売日、収録曲、難易度を公式情報や販売ページで照合しましょう。

弾き語りとソロを1冊で試したい方は、現在の価格や取扱状況を各通販サイトで比較してみてください。


単曲楽譜と曲集の使い分け

弾きたい曲が1曲だけ決まっているなら、曲集を買わず、1曲単位のダウンロード楽譜やコンビニ印刷楽譜を選ぶ方法があります。

確認できる例では、「いつも何度でも」の初心者向けウクレレソロ、「さんぽ」のウクレレソロ、「ルージュの伝言」の弾き語り版やソロ版、「君をのせて」の初心者向けソロ、弾き語り、TAB譜付きなど、複数の編曲が販売されています。

単曲楽譜は数百円程度から購入できる例があり、まず1曲だけ試したい人には便利です。

ただし、同じ曲名でも、編曲者、キー、難易度、ページ数、演奏形式、曲の長さが異なります。「初心者向け」と表示されていない同名楽譜を選ぶと、中級者向けの編曲を購入してしまう可能性があります。

確認する内容 確認する理由
弾き語りかソロか 歌でメロディーを担当するか、ウクレレで弾くかが変わる
入門・初級・中級 「初心者向け」という言葉だけでは難易度を判断できない
TAB譜 弦とフレットの位置を確認できる
五線譜 音の長さ、休符、リズムを把握しやすい
コードダイアグラム コードの押さえ方を図で確認できる
左手の指番号 ソロの運指を迷いにくい
フルサイズか短縮版か 曲の長さや構成が異なる
原曲キーか移調版か 歌いやすさや使用コードが変わる
high-G・low-G 必要なチューニングや音域が変わる
参考演奏 リズムや音の長さを耳で確認できる
販売形式 自宅印刷、コンビニ印刷など利用方法が異なる

複数のジブリ曲を長く楽しみたいなら、曲集のほうが1曲あたりの価格を抑えやすく、難易度順に練習できる利点があります。

弾き語りとソロの両方を試したい人、次に弾く曲がまだ決まっていない人、家族と好きな曲を選びたい人にも曲集が向いています。

一方、好きな曲が1曲だけで、ほかの曲を弾く予定がないなら、単曲楽譜のほうが目的に合います。

単曲楽譜は、同じ曲の複数の編曲を比較できる点も魅力です。弾き語り版、やさしいソロ版、原曲に近いソロ版などから、自分の段階に合うものを選べます。

ソロ曲を多く演奏したい場合は、「ソロ・ウクレレのしらべ スタジオジブリ作品集[増補改訂版]」も候補です。

40曲を収録し、参考演奏CDが付いています。幅広いジブリ作品をウクレレソロで楽しめますが、全曲がソロ形式です。初めてコード弾きをする人より、ソロ演奏を目的にしている人に向いています。

ヤマハの「ウクレレで奏でる スタジオジブリ作品集『君たちはどう生きるか』まで」は、ソロ16曲と弾き語り19曲を収録していますが、商品上の難易度は中上級です。

出版社の説明で初心者も挑戦できるとされていても、ウクレレを持ったばかりの人の最初の1冊としては難しく感じる可能性があります。基本コードやTAB譜に慣れた後の候補と考えましょう。

複数人で演奏したい場合は、ウクレレ・アンサンブル用の曲集を選びます。アンサンブル譜は複数のパートに分かれており、1人用の弾き語り譜やソロ譜とは目的が異なります。

「初心者向け」「かんたん」という商品名だけでなく、演奏形式、難易度、TAB譜、コードダイアグラム、指番号、チューニングまで確認することが、楽譜選びの失敗を防ぐポイントです。

練習手順とつまずき対策

楽譜を選んだら、最初から原曲と同じ速さで通して弾こうとしないことが大切です。

ウクレレの練習では、曲を小さな作業に分けると、どこで止まっているのかが明確になります。

「何度弾いても上手くならない」と感じるときは、曲の最初から最後まで繰り返しているだけになっていることがあります。苦手な2小節を10回練習するほうが、曲全体を10回通すより改善しやすい場合もあります。

弾き語りの場合は、次の順番で練習しましょう。

  1. 毎回チューニングする
  2. 曲中に出てくるコードを1つずつ押さえる
  3. 隣り合うコード2種類だけを往復する
  4. 歌わずにコード進行だけを確認する
  5. 右手を一定のダウンストロークで動かす
  6. コードを1回ずつ鳴らしながら歌う
  7. 原曲より遅いテンポで歌と伴奏を合わせる
  8. 1番やサビなど短い範囲を完成させる
  9. 止まらなくなってからストロークを増やす

最初に毎回チューニングするのは、正しい音を耳に覚えさせるためです。押さえ方が正しくても、開放弦の音がずれていればコード全体が不自然に聞こえます。

チューニング後は、曲中のコードを1つずつ押さえます。すべての弦をゆっくり鳴らし、音が詰まっている弦がないか確認してください。

音が出ない場合は、指がフレットから離れすぎていないか、隣の弦に触れていないかを見ます。力を入れすぎるより、フレットのすぐ近くを指先で押さえるほうが少ない力で鳴らせます。

次に、実際の曲で隣り合うコードを2種類だけ取り出します。CからF、FからG7のように、曲中に出てくる順番で往復しましょう。

コードチェンジで大切なのは、現在のコードを押さえることだけではありません。次にどの指をどこへ動かすかを先に考えることです。

たとえば、2つのコードで同じ指を同じ弦付近に使う場合、その指を大きく離さず移動できることがあります。指を毎回完全に開いてから作り直すより、共通する位置を意識したほうが速くなります。

右手は一定のダウンストロークだけで構いません。複雑なストロークを先に覚えると、左手と歌を合わせる負担が増えてしまいます。

歌と演奏が合わない場合は、コードを1回だけ鳴らしながら歌う練習をします。歌詞のどの文字でコードが変わるか、楽譜に小さく印を付ける方法もあります。

原曲の速さで弾けない場合は、50~70%程度のテンポから始めても問題ありません。初心者向け楽譜は、最初から原曲と同じ速さで演奏するための試験ではありません。

速さよりも、コードチェンジと拍を安定させることを優先してください。

弾き語りの基本手順は、「コードを押さえる」「2つのコードを往復する」「右手だけ一定に動かす」「歌を加える」の順です。

1番やサビなど、短い範囲だけを先に完成させても構いません。

ソロの場合は、次の順番で練習します。

  1. TAB譜の弦とフレット番号を確認する
  2. 1~2小節ずつ区切る
  3. メロディー音だけを弾く
  4. 音の長さと休符を確認する
  5. 伴奏音や和音を加える
  6. 左手の指番号に沿って運指を確認する
  7. 音が途切れる場所だけを反復する
  8. ゆっくり正確に弾けてからテンポを上げる

最初は和音をすべて鳴らさず、メロディー音だけを追ってみましょう。メロディーの位置がわかった後で、伴奏音や和音を加えます。

左手の指番号が書かれている場合は、自己流で別の指を使う前に、指定された指使いを試してください。次の音へ移動しやすいように考えられた運指であることが多いからです。

TAB譜どおりに弾いても不自然に聞こえるときは、チューニング、音の長さ、休符、high-G・low-Gの指定を確認します。

TAB譜の数字は押さえる場所を示しますが、数字だけでは音の長さを十分に判断できない場合があります。五線譜やリズム表記、参考演奏が付いているなら、あわせて確認してください。

つまずき 考えられる原因 試したい対処
コードチェンジで止まる 次のコードを見るのが遅い 2コードだけを取り出して往復する
弦がきれいに鳴らない 指が隣の弦に触れている 指先を立て、フレットの近くを押さえる
歌と演奏がずれる コード変更位置が曖昧 歌詞に印を付け、コードを1回だけ鳴らす
原曲の速さで弾けない テンポが現在の技術より速い 50~70%程度から始める
TAB譜どおりでも不自然 音の長さやチューニングが違う 五線譜、休符、high-G・low-Gを確認する
歌いにくい 楽譜のキーが声域に合わない 別のキーやソロ譜を検討する
毎回同じ場所で間違える 曲全体を通す練習に偏っている 前後2小節だけを繰り返す

コードチェンジで演奏が止まるときは、次のコードを早めに見る習慣を付けましょう。

現在のコードを鳴らしてから次を探すのではなく、右手が動いている間に次の形を頭の中で準備します。最初はすべての弦を完璧に鳴らすことより、一定の拍を保つ練習を優先する方法もあります。

歌いにくい場合は、演奏が下手なのではなく、楽譜のキーが自分の声域に合っていない可能性があります。

初心者向けに移調された楽譜でも、すべての人に歌いやすいとは限りません。高い音で苦しくなる場合は、別のキーの楽譜を探すか、歌わずに演奏できるソロ譜を選びましょう。

練習中に同じ場所で何度も止まるなら、その前後2小節だけを繰り返してください。

曲の最初から毎回やり直すより、苦手な場所を短く切り取ったほうが、効率よく改善できます。

練習時間を長く取れない人は、1回10分でも構いません。

最初の2分でチューニング、次の3分で苦手なコードチェンジ、残りの5分で短い範囲を演奏するように分けると、目的のある練習になります。

毎日できなくても、前回どこまで弾けたか、次に何を練習するかを楽譜へメモしておくと再開しやすいです。

コードやストロークを手元映像で確認したい人は、動画で学べるウクレレ教材も選択肢です。

なお、市販楽譜やダウンロード楽譜を無断で複製、配布、公開してはいけません。歌詞、コード進行、TAB譜を購入した楽譜から大量に転載することも避けましょう。

演奏動画を公開する場合は、利用する動画投稿サービスと楽曲の管理状況を確認する必要があります。JASRACと利用許諾契約を締結している動画投稿サービスでは、一定の範囲で個別手続きが不要になる場合がありますが、市販音源を使用するときは著作隣接権など別の権利にも注意が必要です。

詳しい条件は、JASRAC「YouTubeなどの動画投稿サービスでの音楽利用」で確認できます。

教室、発表会、店舗、イベントなどで演奏する場合も、場所、目的、入場料、主催者、利用形態によって必要な手続きが異なることがあります。実際に公開・配布・演奏するときは、利用先や権利管理団体の案内を確認してください。

ウクレレで弾くジブリ曲に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 初心者が最初に弾くジブリ曲はどれがよいですか?

A. 「テルーの唄」「もののけ姫」「いつも何度でも」「世界の約束」が候補です。現行の初心者向け楽譜で弾き語りの入門レベルに分類されています。迷ったら、自分が最もよく知っている曲を選ぶと、コードのずれやリズムの違いに気づきやすいですよ。

Q2. 3コードだけで弾けるジブリ曲はありますか?

A. 簡略化された独自編曲では存在する可能性がありますが、コード数は楽譜ごとに異なります。確認できるヤマハのコード数別楽譜では、「いつも何度でも」は6コード、「さんぽ」「風になる」「君をのせて」は7コードです。曲名だけで使用コード数を断定せず、購入する楽譜の情報を確認してください。

Q3. 楽譜を読めなくてもジブリ曲を弾けますか?

A. 弾き語りなら、コードダイアグラムと歌詞の上に書かれたコード名を使って演奏できます。ソロの場合は、押さえる弦とフレット番号を示すTAB譜付きの楽譜が取り組みやすいです。ただし、音の長さや休符を理解するために、五線譜、リズム表記、参考演奏も確認しましょう。

Q4. ソロと弾き語りはどちらが簡単ですか?

A. 一般的には弾き語りのほうが始めやすいです。弾き語りではメロディーを歌い、ウクレレはコード伴奏を担当します。ソロはメロディーと伴奏を同時に弾くため、左手と右手の動きが複雑になりやすいです。歌が苦手な人は、ソロ・レベル1の曲から始めてください。

Q5. 1曲だけ練習する場合も楽譜集を買う必要がありますか?

A. 必ずしも楽譜集を買う必要はありません。曲によっては、1曲単位のPDFダウンロード版やコンビニ印刷版が販売されています。同じ曲でも弾き語り、ソロ、入門、初級など複数の版があるため、演奏形式や難易度を確認して選びましょう。

Q6. 子どもやシニアでもジブリ曲に挑戦できますか?

A. 大きなTAB譜、コードダイアグラム、左手の指番号が掲載された入門楽譜は取り組みやすいです。ただし、手の大きさ、指の動かしやすさ、譜面の見やすさ、歌のキーには個人差があります。最初は短い範囲と遅いテンポから始めてください。

シニア向けの楽器選びや練習方法は、シニアのウクレレ入門でも詳しく解説しています。

Q7. 旧版のジブリ楽譜を購入してもよいですか?

A. 演奏したい曲が収録されていれば使用できます。ただし、旧版は絶版で、2026年改訂版とは一部の収録曲が異なります。旧版の「愛は花、君はその種子(THE ROSE)」は、改訂版では「地球儀」に変更されています。中古購入時は商品コードと収録曲を確認しましょう。

Q8. 無料のコード情報だけでも練習できますか?

A. コード名と歌詞の位置がわかれば、簡単な弾き語りを試せる場合があります。ただし、キー、コード進行、曲の区切り、編曲の正確さが不明な情報もあります。TAB譜、メロディー譜、運指、正確なリズムが必要な場合は、出版社が販売する楽譜のほうが確認しやすいです。

初心者向けジブリ曲のまとめ

ウクレレ初心者がジブリ曲に挑戦するなら、まずは弾き語りから始めると、1曲を完成させる流れをつかみやすくなります。

弾き語りでは、メロディーを歌に任せ、ウクレレはコード伴奏に集中できます。最初は複雑なストロークを使わず、一定のダウンストロークだけでも曲として楽しめます。

最初の候補は、「テルーの唄」「もののけ姫」「いつも何度でも」「世界の約束」です。

少ないコードの編曲を優先したい場合は、最大5種類のコードで演奏できる楽譜集に収録された「ルージュの伝言」も選びやすいでしょう。

歌わずに演奏したい人は、「風のとおり道」「もののけ姫」「世界の約束」の入門向けソロ譜から始める方法があります。

  • 初めての1曲は弾き語りから選ぶ
  • 自分がよく知っている曲を優先する
  • 曲名だけでなく楽譜の難易度と編曲を確認する
  • コード数に加えて押さえ方と切り替え頻度を見る
  • ソロ譜はTAB譜、指番号、チューニングを確認する
  • 原曲より遅いテンポで短い範囲から練習する
  • 同じ場所で止まるときは前後2小節に分ける

2026年改訂版の「初心者にやさしいウクレレ 弾き語り&ソロ~スタジオジブリ編~」は、弾き語りとソロを1冊で試したい人の総合的な候補です。

弾き語り19曲とソロ16曲が収録され、難易度が3段階に分けられています。大きな音符とTAB譜、ソロ譜の左手指番号を利用しながら、入門曲から少しずつ進められます。

一方、弾きたい曲が1曲だけなら、ダウンロード楽譜やコンビニ印刷楽譜を利用すると、必要な曲だけ練習できます。

その際は、弾き語りかソロか、入門か初級か、TAB譜やコードダイアグラムがあるかを確認してください。同じ曲名でも編曲によって難しさは大きく変わります。

大切なのは、一般的に最も簡単と言われる曲ではなく、あなたが知っていて、何度でも弾きたいと思える曲を選ぶことです。

好きな曲なら、テンポを落とした練習や、同じコードチェンジの反復も続けやすくなります。

最初から完璧な演奏を目指す必要はありません。まずはコードを1回ずつ鳴らすだけでも、サビの4小節だけでも大丈夫です。

少しずつ弾ける範囲を増やし、あなたのウクレレでジブリの世界を鳴らしてみてください。