シニアのオンラインピアノ教室、始め方と不安解消ガイド

ピアノ
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最近、60歳、65歳を過ぎてから「昔憧れていたピアノを弾いてみたい」「何か新しい趣味を」と考える方が本当に増えているそうですね。テレビで「ピアノは脳トレに良い」と特集されていたり、ご自身の「生きがい」になるような充実した趣味を探していたり。私もその一人です。

でも、いざ「シニア向けのオンラインピアノ教室」と聞いても、始め方がいまひとつ分からなくて、不安が先立ってしまうかもしれません。

「この年齢から始めても、本当に上達できるのかな?」

「楽譜なんてまったく読めないけど、大丈夫かしら?」

「若い頃と違って、指が思うように動くかすごく心配…」

「それに、スマホやタブレットの操作も難しそうだし、レッスン料金はやっぱり高いんじゃない?」

そんな風にためらってしまう気持ち、本当によくわかります。新しいこと、特に「オンライン」や「IT」が関係すると聞くと、どうしても難しそうに感じて、一歩が踏み出しにくくなりますよね。

この記事では、そんなシニア世代の私たちがオンラインピアノ教室を安心してスタートできるよう、始め方の具体的なステップや、皆さんが抱える不安の解消法を、できるだけ「私と同じ目線」で詳しくまとめてみました。

教室に通う体力的な負担や、天候を気にする必要もなく、自宅で自分のペースで学べるのがオンラインレッスンの本当に良いところ。ぜひ一緒に、一つひとつの不安を解消していきましょう。

  • シニアが今からピアノを始める具体的なメリット
  • オンラインレッスンに必要な機材と失敗しない環境づくり
  • 後悔しないシニア向けオンライン教室の選び方
  • 無理なく楽しみながら練習を長く続けるコツ
  1. シニアのオンラインピアノ教室、始め方の完全ガイド
    1. シニアがピアノを始める3つのメリット
      1. 1. 脳の活性化(脳トレ)
      2. 2. 手指の機能維持とリハビリ
      3. 3. 心の健康(生きがい・癒し)
    2. 脳トレや生きがいにも繋がる理由
      1. 「脳トレ」としてのピアノ
      2. 「生きがい」としてのピアノ
    3. 必要なものリストと機材の準備
      1. あると便利なもの(レッスンの質が上がります)
    4. 電子ピアノとキーボードの選び方
      1. 電子ピアノ(一番のおすすめ)
      2. キーボード(手軽さ・お試し重視)
    5. スマホでも大丈夫?通信環境の不安
      1. シニアには「タブレット」が最適かも?
    6. 楽譜が読めなくても大丈夫?
      1. シニア向けの楽譜サポート体制
  2. シニアが迷わないオンラインピアノ教室の始め方と選び方
    1. 失敗しない教室選び5つのチェック項目
      1. 1. 講師はシニア指導に慣れているか?
      2. 2. 自分のペースで学べる「個人レッスン」か?
      3. 3. 弾きたい曲(ジャンル)に対応しているか?
      4. 4. サポート体制は万全か?(振替・IT)
      5. 5. 料金体系は明確か?(追加料金は?)
    2. 料金相場と月謝の目安
      1. 「月謝制」と「チケット制」
    3. 指が動くか不安な場合の対処法
    4. 無理なく続く練習と継続のコツ
      1. 1. 「好きな曲・弾きたい曲」を目標にする
      2. 2. 練習時間を決めて「習慣化」する
      3. 3. 頑張りすぎない(休む勇気)
      4. 4. 小さな「できた」を記録し、喜ぶ
    5. まずは無料体験レッスンから
    6. シニアのオンラインピアノ教室の始め方まとめ

シニアのオンラインピアノ教室、始め方の完全ガイド

まずは、オンラインピアノ教室を始めるために、ぜひ知っておいていただきたい「ピアノの魅力(メリット)」と「必要な準備」についてです。なぜ今、私たちシニア世代にピアノが注目されているのか、そして何があれば具体的に始められるのか。ここをクリアにしておくと、ぐっと安心してスタートが切れるかなと思います。

シニアがピアノを始める3つのメリット

私がピアノに強く興味を持ったのは、単に「昔からの憧れ」だけじゃなかったんです。調べてみると、シニア世代の私たちにとって、本当に嬉しく、ためになるメリットがたくさんあることが分かりました。

特によく言われているのが、この3つの大きなメリットです。

1. 脳の活性化(脳トレ)

ピアノ演奏は、「楽譜を先読みして目で追い」「流れてくる音を耳で聴き」「左右の10本の指をバラバラに、かつ正確に動かす」という、非常に複雑な動作を同時に行います。この一連の動作が、脳の「前頭前野」をはじめとする色々な部分を強力に刺激するそうです。普段の生活ではなかなか使わない脳の使い方をするので、非常に効果的な「脳のトレーニング」になる、と言われているんですね。

2. 手指の機能維持とリハビリ

年齢とともに、「瓶のフタが開けにくくなった」「ボタンが留めにくい」など、指先の動きが気になってくることはありませんか? ピアノは、無理のない範囲で指先を細かく動かす、とても良い運動になります。楽しみながら指先を使う習慣がつくことで、手指の柔軟性や器用さを維持することにも繋がるかなと期待しています。

3. 心の健康(生きがい・癒し)

これが一番大きいかもしれません。「憧れだったあの曲が、つたなくても弾けるようになった!」という達成感や喜びは、何物にも代えがたいものです。毎日の練習で「今日はここまでできた」という小さな目標を持つことが、日々の生活にハリと「生きがい」を与えてくれます。それに、自分で奏でる美しいピアノの音色は、ストレス解消や精神的な癒しにもなりますよね。

そして何より、「オンライン」なら、こうしたメリットをすべて自宅で享受できるのが最大の魅力です。雨の日も風の日も、教室への往復(交通費や体力)を気にする必要がありません。 体調が優れない日や、通院の予定がある日も、ギリギリまで自宅でリラックスして待機できます。この「移動の負担ゼロ」という点が、私たちシニア世代が趣味を長く続ける上で、本当に大きな助けになると思います。

脳トレや生きがいにも繋がる理由

先ほどの「3つのメリット」について、もう少しだけ「なぜそう言えるのか」を私なりに深掘りしてみたいと思います。

「脳トレ」としてのピアノ

よく「ピアノは脳に良い」と言われる最大の理由は、先ほども触れた「複数の動作を同時に行う」点にあります。

具体的には、

  1. 楽譜を見る(視覚情報)
  2. それが何の音か脳で理解する(認知)
  3. どの指で弾くか脳が司令を出す(運動野)
  4. 実際に指を動かす(運動)
  5. 出た音を耳で聴く(聴覚情報)
  6. 音が合っていたか脳が確認・修正する(フィードバック)

この「楽譜(目)→ 脳(理解・司令)→ 指(運動)→ 音(耳)→ 脳(確認)」という非常に複雑な情報処理のサイクルを、演奏中は瞬時に、かつ連続して行い続けるわけです。これは、日常生活ではまず行わない「非習慣的な動作」であり、だからこそ脳が活性化されるんですね。

実際に、楽器演奏が高齢者の認知機能や心の健康に良い影響を与える可能性については、多くの研究機関が注目しています。(出典:【楽器演奏で脳と心が元気に!】東北大学との共同研究成果を発表 – PR TIMES

補足:音楽と脳の関係について

音楽をただ「聴く」だけでもリラックス効果はありますが、「自ら演奏する」という行為は、脳の「運動野」や「前頭前野」といった多くの領域を同時に、かつ積極的に使うため、より効果的な脳の活性化が期待できる、と専門家の方々はおっしゃっています。

【重要】
ただし、これらはあくまで一般的な情報であり、ピアノを弾けば必ず認知症が予防できるといった医学的な効果を保証するものではありません。健康に関するご不安やご判断は、必ずかかりつけの医師や専門医にご相談くださいね。

「生きがい」としてのピアノ

「生きがい」と聞くと少し大げさかもしれませんが、私は「日々の小さな目標」が生きがいを作ってくれると思っています。

例えば、「今日はドレミファソまで」「今週中には1小節弾けるようにする」「3ヶ月後にはあの曲のサビだけでも」。そんな風に、自分で小さな目標を立てて、それをクリアしていく達成感。その積み重ねが自信になり、「明日もまた練習しよう」という意欲につながります。

誰かに言われてやるのではなく、自分が「弾きたい」からやる。その主体的な楽しみこそが、生活に彩りを与え、生きがいになっていくんじゃないかなと思います。

必要なものリストと機材の準備

「オンライン」と聞くと、「機材の準備が難しそう…」と不安になりますよね。私も最初は「何を揃えればいいの?」と戸惑いました。でも、調べてみると意外とシンプルでしたので、安心してください。

最低限、これだけは必要になる、というリストをまとめてみました。

必要なもの 具体例とポイント
1. 鍵盤楽器 電子ピアノ(88鍵)が一番おすすめです。
難しい場合は、最初は手軽なキーボード(61鍵など)からでもスタートできます。
2. 通信端末(デバイス) ノートPC または タブレット(iPadなど)が推奨されます。
画面が大きく(10インチ以上目安)、講師の顔や手元、楽譜が見やすいため最適です。
スマホでもOKな教室もありますが、画面が小さい点に注意が必要です。
3. インターネット回線 安定したWi-Fi環境が必須です。
ビデオ通話(ZoomやLINEビデオ通話など)が途切れずにできる程度の速度(例:光回線など)が望ましいです。
4. 通信アプリ 教室が指定するアプリ(Zoom, Skype, LINEビデオ通話など)を事前にインストールします。
(シニア向けの教室なら、この設定をサポートしてくれる場合がほとんどです)

この他に、演奏するための椅子(高さが合うもの)や、楽譜を置く譜面台(電子ピアノに備え付けの場合もあります)があれば、ひとまず安心ですね。

あると便利なもの(レッスンの質が上がります)

  • ヘッドホン(イヤホン)
    夜間や早朝の練習に便利なだけでなく、講師の声や自分のピアノの音に集中できるため、レッスン効率が上がります。
  • 端末スタンド(アーム型)
    スマホやタブレットを使う場合、講師から「手元」が見やすい角度に固定するためにあると非常に便利です。
  • 外付けマイク
    必須ではありませんが、ピアノの音をよりクリアに講師へ届けたい場合に役立ちます。

特に通信アプリ(Zoomなど)のインストールは不安に感じるかもしれませんが、シニア向けの教室なら、初回の体験レッスン時に、先生が電話などで丁寧に設定をサポートしてくれることが多いので、あまり心配しなくても大丈夫そうですよ。

電子ピアノとキーボードの選び方

オンラインレッスンを始めるにあたって、一番悩むのがこの「鍵盤楽器」選びかもしれません。私もどれがいいか本当に迷いました。「電子ピアノ」と「キーボード」、それぞれの特徴を私なりに整理しますね。

電子ピアノ(一番のおすすめ)

Rakuten Item

もし設置スペースと予算が許すなら、私は電子ピアノを強くおすすめします。理由は以下の通りです。

  • 鍵盤のタッチ(重さ)が本物に近い
    これが一番の理由です。「88鍵盤」あり、鍵盤を押したときの重さが本物のアコースティックピアノに近いため、正しい指の力や感覚を最初から養うことができます。キーボードの軽い鍵盤に慣れてしまうと、後でピアノらしい「強弱」をつけた表現をするのに苦労する、と聞きました。
  • 機能がシンプルでも十分
    最近の電子ピアノは、たくさんの音色やリズム機能が入っていますが、シニア向けにはむしろ「操作ボタンが少なく、電源と音量調節が分かりやすい」シンプルなモデルの方が使いやすいかなと思います。
  • 音量調節とヘッドホン
    日本の住宅事情(集合住宅やご近所)を考えると、音量を自由に調節でき、ヘッドホンで時間を気にせず練習できるのは、何物にも代えがたいメリットです。

キーボード(手軽さ・お試し重視)

Rakuten Item

「まずは続くかどうか不安」「とにかく手軽に始めたい」という方には、キーボードも選択肢になります。

  • メリット:安価で軽量
    数千円〜2万円程度で買えるものが多く、軽量で持ち運びや収納も簡単です。まずは「音を出す楽しさ」に触れるには良いかもしれません。
  • デメリット:鍵盤が軽く、鍵盤数が少ない
    61鍵盤のものが主流で、鍵盤がフカフカと軽く、ピアノとは弾き心地が全く異なります。そのため、「ピアノの練習」としては少し物足りなく、上達の面では遠回りになる可能性も知っておいた方が良さそうです。

選び方のポイント(私の結論)

もし「趣味として長く続けたい」「いつかは憧れのあの曲を」というお気持ちが少しでもあるなら、最初から鍵盤の重さ(タッチ)がある電子ピアノを選んだ方が、結果的に満足度が高く、上達も早い気がします。

お試しでキーボードから始めて、もし本格的に続けたくなった場合、結局は電子ピアノに買い替えることになるケースも多いようです。最初の一歩は少し勇気がいりますが、ご自身の目標に合わせて選んでみてくださいね。

スマホでも大丈夫?通信環境の不安

「うちはパソコンがないし、タブレットの操作も自信がない…」という方も、たくさんいらっしゃると思います。ご安心ください。

結論から言うと、「スマートフォン(スマホ)のビデオ通話でレッスンOK」という教室も、最近は非常に増えています。普段お使いのLINEのビデオ通話などでレッスンしてくれる教室もあるくらいです。

ただ、スマホで受講する場合には、いくつか知っておきたい注意点もあります。

スマホで受講する場合の注意点

  1. 画面が小さい
    当然ですが、先生の顔や、先生が示してくれる手元の見本、楽譜などが小さく見えにくい可能性があります。
  2. 手元が映しにくい
    先生側から「生徒さんの手元全体」が見えづらいと、正しい指の形や鍵盤の位置を指導しにくい、というデメリットがあります。これを解消するために、スマホを固定するスタンド(100円ショップなどでも売っている三脚や、アーム型のもの)がほぼ必須になると思います。
  3. 通信量(ギガ)の問題
    ビデオ通話は大量のデータ通信量(ギガ)を消費します。ご自宅にWi-Fi環境がなく、携帯電話会社のデータプランだけでレッスンを受けると、すぐに通信制限がかかったり、高額な通信料になったりする危険があります。自宅の安定したWi-Fi環境で使うことを強くおすすめします。

シニアには「タブレット」が最適かも?

私個人の意見としては、もしパソコン操作が苦手で、スマホの画面は小さいと感じる場合、「タブレット(iPadやAndroidタブレット)」がシニアにとって一番バランスが良い選択肢かもしれません。

スマホと同じように指で直感的に操作でき、画面はノートPC並みに大きく見やすい。レッスンにも最適だと思います。もしお持ちでしたら、タブレットでの受講を検討してみるのが一番良いかもしれませんね。

いずれにせよ、一番良いのは無料体験レッスンで「自分のスマホ(やタブレット)でも問題なくレッスンできそうか」を、先生と試してみることですね。

楽譜が読めなくても大丈夫?

これは、もう、断言できます。「はい、まったく問題ありません!」

何を隠そう、これが私が一番心配していたことでした(笑)。「ト音記号?ヘ音記号?おたまじゃくしが…」と不安になりますよね。

でも、安心してください。シニア向けの初心者コースは、「楽譜がまったく読めない」ことを前提にカリキュラムが組まれているところが、本当にほとんどだそうです。

シニア向けの楽譜サポート体制

  • 「ド」の場所からスタート
    レッスンはまず、鍵盤の「ド」がどこにあるかを探すところからスタートします。
  • 大きな文字の楽譜
    シニア向けに、音符や文字が大きく印刷された、見やすい楽譜を用意してくれる教室が多いです。
  • 指番号(ゆびばんごう)
    「この音は1番(親指)で弾く」「ここは3番(中指)で」というように、楽譜に指番号が振ってあるため、楽譜が読めなくても指が迷いません。
  • カタカナ(ドレミ)楽譜
    教室によっては、音符の下に「ド」「レ」「ミ」とカタカナで読み仮名を振った楽譜を使ってくれるところもあるようです。

先生が「この音ですよ」と鍵盤を指してくれたり、先生の手元を真似したりしながら、音と場所を一つひとつ覚えていく。そんな風に、楽譜の読み方も含めて、ゼロから丁寧に教えてくれるのがシニア向けレッスンの良いところです。

「音感がない」「リズム感が不安」という方も、それも含めてレッスンでゆっくり養っていくものだそうなので、心配いらないみたいですよ。

シニアが迷わないオンラインピアノ教室の始め方と選び方

さて、ピアノのメリットや準備するものが分かってきたところで、次はいよいよ「実践編」です。ここが一番重要かもしれません。

世の中にはたくさんのオンラインピアノ教室がありますが、シニアの私たちが「始めてみたけど合わなかった…」と後悔しないために、どんな点に気をつけて教室を選べばいいか、その「始め方」の具体的なステップとチェック項目を見ていきましょう。

失敗しない教室選び5つのチェック項目

たくさんの教室があって本当に迷ってしまいますが、私たちシニア世代がチェックすべき「ゆずれないポイント」は、だいたい決まっているかなと思います。私が考える「5つの重要チェック項目」です。

1. 講師はシニア指導に慣れているか?

これが本当に、一番大事かもしれません。私たち世代は、指の動きが若い頃とは違いますし、物覚えもゆっくりになりがちです。そうしたシニアの特性を(知識としてだけでなく)心から理解し、「できるまで根気よく、優しく待ってくれる」「褒めて伸ばしてくれる」先生かどうかが、継続の鍵を握ります。

講師のプロフィールに「シニア指導経験 豊富」「初心者専門」といった記載があるかは、必ずチェックしましょう。

2. 自分のペースで学べる「個人レッスン」か?

グループレッスンは料金が安い魅力がありますが、シニアの初心者にはあまりおすすめできないかな、と私は思います。周りの進度についていけるか不安になったり、質問したい時にできなかったり…。

自分のペースで「今のところ、もう一回教えてください」と気軽に言えたり、体調に合わせて「今日はゆっくりめに」とお願いできたりする「個人レッスン(マンツーマン)」が絶対におすすめです。

3. 弾きたい曲(ジャンル)に対応しているか?

教室によっては「クラシック専門」というところもあります。私たちが弾きたいのは、「昔の歌謡曲」「懐メロ」「童謡」「演歌」「ジャズ」だったりしますよね。自分が「これを弾けるようになりたい!」と思っている曲のジャンルに、柔軟に対応してくれる教室かどうかは、意外と重要です。

4. サポート体制は万全か?(振替・IT)

私たち世代は、急な体調不良や、通院の予定が入ることもあります。そんな時、「レッスンの振替や休会制度が柔軟か」は、安心して続けるために必須のチェック項目です。

また、もう一つの重要なサポートが「ITサポート」です。「初回のZoom設定を電話でサポートしてくれた」「通信トラブルで繋がらなかった時の補償(振替)がある」など、ITが苦手なシニアに寄り添う体制があるかは、教室の「優しさ」を測るバロメーターにもなると思います。

5. 料金体系は明確か?(追加料金は?)

月謝(レッスン料)が安く見えても、よく読んだら「入会金」「教材費」「システム利用料」などが別途必要で、結局高くなってしまう…というケースもあります。

公式サイトに、月謝以外にかかる費用がすべてハッキリと書かれているか、退会や休会の際にペナルティ(違約金)がないかなど、お金に関する情報はしっかり確認しましょう。

料金相場と月謝の目安

やはり気になるのが「料金」ですよね。一体どれくらいが一般的なのか、私なりに色々な教室を調べてみました。

もちろん、教室や講師の経歴、レッスン時間(30分か45分か)によって本当に様々ですが、オンラインピアノ教室の料金相場は、だいたい以下のような感じでした。

  • 月2回レッスン(1回30分):月額 5,000円 〜 8,000円 程度
    (まずはゆっくり始めたい、負担なく続けたい方向け)
  • 月3回〜4回レッスン(1回30分):月額 10,000円 〜 15,000円 程度
    (しっかり学びたい、上達を早めたい方向け)

この価格帯に、講師の経験やレッスン時間(例えば1回45分や60分を選ぶと当然高くなります)、教室のブランド力などが加味されて、料金に幅が出ているようです。

【重要】料金は「あくまで目安」です!

上記はあくまで私が見た一般的な相場であり、これより安い、または高い教室もたくさんあります。

また、先ほども触れましたが、月謝の他に「入会金」(5,000円〜10,000円程度、キャンペーンで無料のことも)や、「楽譜代などの教材費」(実費)が別途必要になる場合がほとんどです。

ご自身の予算と照らし合わせ、正確な料金は必ず各教室の公式サイトで最新の情報を確認し、納得した上で申し込んでくださいね。

「月謝制」と「チケット制」

料金体系には、毎月決まった額を払う「月謝制」のほかに、レッスン数回分をまとめて購入する「チケット制」を採用している教室もあります。

通院などで予定が不規則になりがちな方は、有効期限が長めの「チケット制」の方が、自分の都合に合わせて無駄なくレッスンを受けられるかもしれません。ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶと良いですね。

指が動くか不安な場合の対処法

「若い頃と違って、指が硬くなっていて、思うように動かないんじゃないか…」という不安。これは、楽譜の不安と同じくらい、多くのシニアの方が抱える心配だと思います。

結論から言うと、「最初は動かなくて当たり前」だそうです。

シニア向けの指導に慣れた先生は、そのことを重々承知しています。そのため、いきなり曲を弾かせるようなことはせず、まずはピアノを弾く前の「指の準備運動」や、指をほぐす簡単な体操からレッスンを始めてくれることが多いそうです。(例えば、指をグーパーしたり、手首をゆっくり回したり)

大切なのは、最初から無理をしないこと、他人と比べないことです。ピアノの練習自体が、指先を使う良いリハビリや運動になります。毎日5分でも10分でも鍵盤に触れ、ゆっくりと指を慣らしていく意識が大切みたいですね。

無理に動かそうとすると、かえって指や手首を痛めてしまう(腱鞘炎などの)リスクもゼロではありません。

一番の対処法は「先生に正直に伝えること」

「今日は指がこわばっている感じがします」

「この動きをすると、手首に少し違和感があります」

自分の体調や感覚は、レッスン中に先生に正直に伝えるのが一番です。シニアの指導に慣れた先生なら、それは「サボり」ではなく「安全のための大事な情報」として受け止め、きっと無理のない練習方法や、指のほぐし方を提案してくれるはずです。

無理なく続く練習と継続のコツ

せっかく勇気を出して始めても、三日坊主で続かなかったら、本当にもったいないですよね。どうすれば無理なく、楽しみながら続けられるか、私なりに「これならできそう」と思った「継続のコツ」をまとめます。

1. 「好きな曲・弾きたい曲」を目標にする

結局のところ、モチベーション(やる気)が一番大事です。「この曲が弾けるようになりたい!」という強い気持ちがあれば、練習も楽しくなります。『川の流れのように』でも『上を向いて歩こう』でも、なんでも構いません。自分が本当に弾きたい曲を、恥ずかしがらずに先生に伝え、それを目標にすることが継続の最大の秘訣です。

2. 練習時間を決めて「習慣化」する

「1日15分だけ」でもいいから、毎日ピアノに触る時間を作ることが大切だそうです。「朝食の後に15分」「お昼のドラマを見る前に10分」など、生活のリズムの中に組み込んで「習慣化」してしまうのが良さそうですね。「歯磨き」と同じレベルで、やらないと気持ち悪いくらいになれば最高です(笑)。

3. 頑張りすぎない(休む勇気)

これは本当に大事なことです。体調が優れない日、疲れている日、気分が乗らない日は、思い切って休みましょう! 「毎日やらなきゃ」と義務になってしまうと、ピアノが「苦行」になってしまいます。「無理をしない」「頑張りすぎない」。これがシニアの私たちが趣味を長く続ける一番のコツかなと思います。

4. 小さな「できた」を記録し、喜ぶ

上達はゆっくりで当たり前。だからこそ、昨日より少しでもできたことを見つけて、自分で自分を褒めてあげましょう。例えば、練習ノートをつけて「〇月〇日、右手のメロディが通せた!」と書き留めたり、スマホで自分の演奏を録音して、1ヶ月前の演奏と聴き比べてみたり。成長を「見える化」すると、達成感につながりますよ。

まずは無料体験レッスンから

Rakuten Item

 

ここまで、メリット、準備、教室選び、継続のコツと、色々と調べてきたことをお話ししてきました。ですが、結局のところ、「百聞は一見にしかず」ですよね。

どれだけ情報を集めても、その教室の雰囲気や、先生との相性は、実際に話してみないと分かりません。洋服を買うときに「試着」をするのと同じで、オンライン教室にも「お試し」が絶対に必要です。

幸いなことに、ほとんどのオンラインピアノ教室では、「無料体験レッスン」が用意されています。これを利用しない手はありません。

無料体験レッスンでチェックすべきこと

体験レッスンは「入会テスト」ではありません。こちらが「先生や教室を“見定める”場」です。以下の点をしっかりチェックしましょう。

  • 先生との相性
    雰囲気は合うか? 話しやすいか? 自分のペースを尊重してくれそうか? 褒めてくれるか?
  • レッスンの分かりやすさ
    専門用語ばかり使っていないか? こちらの理解度を確認しながら進めてくれるか?
  • IT操作・通信環境
    レッスン入室で手間取った時、優しく誘導してくれたか? レッスン中、映像や音声の乱れ(音ズレ)はなかったか?
  • 教室のサポート体制
    こちらの弾きたい曲や目標を、ちゃんと聞いてくれたか?

できれば、気になる教室を2つか3つ、比較して体験してみることを強くおすすめします。「A先生は優しかったけど、B先生の方が説明が分かりやすかった」など、比較することで、自分が教室に何を求めているかがハッキリしてきます。

無料体験を受けてみて、「なんとなく合わないな」と思ったら、無理に入会する必要は全くありません。それが分かるだけでも、体験した価値は十分にあります。

シニアのオンラインピアノ教室の始め方まとめ

今回は、シニアの私たちがオンラインピアノ教室を始めるためのステップや、たくさんの不安をどう解消していくかについて、詳しくまとめてみました。

「シニアのオンラインピアノ教室の始め方」で、私があらためて一番大切だと感じたのは、「難しく考えすぎず、まずは“楽しそう”“やってみたい”というご自身の気持ちを優先すること」かもしれませんね。

「楽譜が読めない」

「指が動かない」

「ITが不安」

…こうした心配は、私たちシニア世代なら誰もが抱える、ごく自然なことです。そして、その心配のほとんどは、「シニア向けのサポートがしっかりした教室」を選ぶことで解消できる、ということも分かりました。

脳トレや生きがい作りにもなると言われているピアノ。教室への移動という大きなハードルがないオンラインレッスンは、まさに私たち世代にぴったりの新しい趣味の形かもしれません。

「始めるのに遅すぎる」なんてことは、絶対にありません。大切なのは「今、始めたい」と思ったその気持ちです。

ぜひ、この記事を参考に、まずは気になる教室の「無料体験レッスン」という第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。きっと、あなたが思っているよりもずっと簡単で、楽しいセカンドライフが待っていると思いますよ。