シニア ピアノ 初心者応援!メリットと上達法

ピアノ
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最近、「ピアノを始めてみたい」と考えるシニア世代の方が増えているそうですね。私自身、定年を過ぎて時間ができ、何か新しい趣味を…と考えたとき、ふと、昔ちょっと憧れていたピアノが頭に浮かびました。

でも、いざシニア ピアノ 初心者として一歩を踏み出すには、いろいろと不安もありますよね。「60代 ピアノ 初心者だけど、今からじゃ遅いかな?」「若い頃みたいに指が思うように動くかしら」「高齢者がピアノを始めるとどんないい効果があるんだろう?」とか。

それに、シニア向けのピアノレッスンは一体どんな内容なのか、それともシニアがピアノを独学で学ぶ方法もあるのか。よくシニアのピアノが脳トレにも良いと聞きますが、実際はどうなのか気になりますよね。楽器は電子ピアノがシニア初心者には良いとも聞きますが、種類も多くて選び方も分かりません。

シニアがピアノを始めるのはいつからでも遅くない、とは色々なところで聞きますが、やっぱり最初は心配事が多いものです。この記事では、そんなシニア ピアノ 初心者の方が気になるポイントを、私自身が調べた範囲や、感じたことも交えながら、できるだけ分かりやすくまとめてみました。この記事が、皆さんの不安を少しでも解消できたら嬉しいです。

  • シニアがピアノを始める具体的なメリットや効果
  • 初心者向けのピアノ(特に電子ピアノ)の選び方や独学のコツ
  • シニア向けピアノ教室やレッスンの特徴、選び方のポイント
  • 無理なく、そして楽しく続けるための練習法や楽譜選びのヒント

シニア ピアノ 初心者が知るメリットと準備

まずは、私たちシニア世代が新しい趣味としてピアノを始めることで、どんな良いことがあるのか、そして安心してスタートするためにどんな準備や心構えが必要かを見ていきましょう。不安を一つひとつ解消して、ワクワクした気持ちでスタートを切りたいですね。

高齢者がピアノを始める効果とは?

よく「ピアノは指先を細かく使うから健康に良い」と聞きますが、具体的に高齢者がピアノを始めると、私たちの心や身体にどんな効果が期待できるんでしょうか。私もとても気になって、少し調べてみたんです。

一番よく言われるのは、やはり脳への良い影響、いわゆる「脳の活性化」ですね。ピアノ演奏って、実はものすごく高度な作業を同時に行っているそうなんです。

  1. 楽譜を見て(視覚)
  2. 音符や記号を理解し(認知)
  3. 左右の手の違う指を、違うタイミングで動かし(運動)
  4. 出てくる音を耳で聴いて(聴覚)
  5. 次の音やリズムを予測する(思考)

これだけのことを瞬時に処理し続けるわけですから、脳が活発に働くのも納得ですよね。

実際に、楽器演奏が高齢者の認知機能に良い影響を与える可能性については、様々な研究も行われているようです。(出典:継続は力:高齢期に始めた楽器練習の効果―4年の追跡研究で見えた脳・認知機能維持―

ピアノ演奏で期待される主な効果

  • 脳の活性化(認知機能): 上記のように、複数の動作を同時に行うことで、脳の様々な部分が刺激され、思考力や記憶力の維持につながる可能性があると言われています。
  • 指先の運動と巧緻性: 普段の生活では使わない指の筋肉を意識して動かすことで、指先の器用さ(巧緻性)を保つ訓練になります。これは、字を書いたり、お箸を持ったり、服のボタンを留めたりといった日常生活の動作にも良い影響があるかもしれませんね。
  • 心の充実と生きがい: 何より、好きな曲が自分の指で弾けた時の達成感は格別です。音楽に触れる時間そのものが、日々の生活に彩りと潤いを与えてくれます。
  • 新しい交流と社会的つながり: もしピアノ教室に通うことにすれば、同じ趣味を持つ同世代の仲間との出会いがあるかもしれません。発表会などで一緒に演奏するなんてことになったら、素敵な経験になりそうですね。

もちろん、これらは「必ずこうなる」という医学的な効果を保証するものではなく、人によって感じ方には差があると思います。でも、「何かを新しく学ぶ」「夢中になれるものがある」という前向きな姿勢そのものが、私たちの心身ともに良い影響を与えてくれるのは間違いないかな、と私は強く感じています。

脳トレにも最適!シニアのピアノ

先ほどの「効果」の話とも重なりますが、「シニアのピアノは脳トレに最適」という言葉は、本当によく耳にしますね。

先ほども触れましたが、ピアノ演奏は「楽譜を読む(視覚)」「音を聴く(聴覚)」「鍵盤を弾く(触覚・運動)」といった、五感をフルに使い、それを脳で統合する活動なんだそうです。

私が実際に鍵盤に触れてみて感じるのは、簡単なメロディですら、「あれ?次の音は…」「右手と左手が一緒につられちゃう!」「指がもつれる!」なんてことが日常茶飯事だということです。

でも、その「うまくいかないなぁ」「どうしたら弾けるかな?」と試行錯誤する過程こそが、まさに脳を使っている証拠であり、脳の神経回路に新しい刺激を与えている(脳の可塑性、なんて難しい言葉もあるようですね)のかな、なんて思ったりします。

何もショパンのような難しい曲に挑戦しなくても、大丈夫。例えば、「ドレミファソラシド」を毎日ゆっくり弾くだけでも、指を動かし、音を聴き、鍵盤の位置を確認する、立派な脳トレになるそうですよ。大切なのは「楽しく続けること」ですね。

ただ、脳トレ効果ばかりを期待しすぎると、「上手くならなきゃ」「間違えちゃダメだ」と、かえってプレッシャーになってしまうかもしれません。あくまで「趣味として楽しんでいたら、結果的に脳にも良かったかも?」くらいの、軽い気持ちでいるのが長続きの最大のコツかもしれませんね。

※これらの情報は一般的な見解であり、特定の健康効果や認知症予防などを保証するものではありません。健康に関するご不安やご相談は、必ず専門の医療機関になさってください。

電子ピアノはシニア初心者向き?

さて、ピアノを始めようと思った時、まず悩むのが「どのピアノを選ぶか」という楽器の問題ですよね。グランドピアノやアップライトピアノといった立派なアコースティックピアノ(生のピアノ)も素敵ですが、現実的には置き場所や音の問題があります。

その点、私たちシニア初心者には、電子ピアノ(デジタルピアノ)が非常に向いていると、私は思います。

シニアに電子ピアノをおすすめする理由

  • 音量調節が自由自在: これが一番のメリットかもしれません。ご近所や同居の家族に気兼ねなく、小さな音で練習できます。日中はもちろん、早朝や夜間でも安心です。
  • ヘッドホンが使える: ヘッドホンを使えば、周りには一切音が漏れません。夜遅くでも、自分の世界に没頭してじっくり練習できるのは本当に嬉しいですよね。
  • 省スペースで設置できる: アコースティックピアノに比べて、格段にコンパクトで軽量なモデルが多いです。奥行きが30cm程度というスリムなものもあり、お部屋のちょっとしたスペースにも置けるかもしれません。
  • 調律が一切不要: 生のピアノは年に1〜2回の調律(メンテナンス)が必要で、費用もかかりますが、電子ピアノはその必要がありません。維持費がかからないのは、シニアにとってはとても助かります。
  • 便利な機能が豊富:
    • メトロノーム内蔵: 正確なテンポで練習するのに役立ちます。
    • 録音機能: 自分の演奏を客観的に聴き返すことができます。
    • 様々な音色: ピアノ以外の音(オルガン、弦楽器など)に変えて楽しむこともできます。

もちろん、鍵盤を叩く感触(タッチ)や、音の複雑な響き(倍音)は、何百万もするような生のピアノには敵わない部分もあります。でも、最近の電子ピアノは技術が本当に進歩していて、初心者の方が趣味として始めるには十分すぎる性能を持っていると、私は感じます。

電子ピアノ選びの注意点

もし購入されるなら、いくつか気にしてほしいポイントがあります。

  • 鍵盤の数: できれば「88鍵」(本物のピアノと同じ数)あるモデルを選びましょう。最初は少しで良いと思いがちですが、弾きたい曲が出てきた時に鍵盤が足りないと、とても残念な思いをします。
  • 鍵盤のタッチ(重さ): おもちゃのようなペラペラした軽い鍵盤ではなく、アコースティックピアノの鍵盤の重さを再現した「ハンマーアクション」や「レスポンシブ・ハンマー・アクション」といった機能がついたものを選びましょう。指の練習にもなりますし、弾きごたえが全く違います。

価格も様々ですが、まずは楽器店などで実際に触ってみて、ご自身の予算や設置場所、そして「この鍵盤、弾きやすいな」と感じるものを選ぶのが一番ですね。

シニアがピアノを独学で学ぶコツ

「今さら教室に通うのはちょっと気後れする…」「自分のペースでのんびりやりたい」と、シニアがピアノを独学で学ぶケースも多いと思います。幸い、今はシニア初心者向けの素晴らしい教材や、インターネット上の動画もたくさんありますからね。

独学で一番大切なのは、やはり「無理をしないこと」と「練習を習慣にすること」の2点かなと思います。

独学を続けるための小さなコツ

  • 目標を「低く、小さく」設定する:
    いきなり「エリーゼのためにを弾く!」と意気込むと、挫折の原因になります。「まずは1曲、右手だけでメロディが弾けるようになる」とか、「ドレミファソを間違えずに弾けるようになる」とか、ごくごく簡単な目標から始めると良いですね。
  • 教材を一つに絞り込む:
    不安から、あれもこれもと教本に手を出すと、結局どれも中途半端になりがちです。シニア初心者向けに特化した、「文字が大きい」「進み方がゆっくり」「解説が丁寧」な教本を「これ!」と1冊決めて、まずはそれをじっくり最後までやってみるのがおすすめです。
  • 毎日5分でも鍵盤に触る:
    練習時間が取れない日でも、鍵盤のフタを開けて、ただ「ドレミファソ」と弾くだけでもいい。「ピアノに触る習慣」を途切れさせないことが、何より大事かなと思います。
  • お手本動画(YouTubeなど)を活用する:
    独学の強い味方が、インターネット上のレッスン動画です。教本だけでは分かりにくい指の動きやリズムも、動画なら一目瞭然です。ただし、情報が多すぎると迷ってしまうので、自分に合いそうな「ゆっくり・丁寧」な先生を見つけて、その人の動画を集中して見るのが良いかもしれません。

独学の難しさは、やはりモチベーションの維持と、「これで弾き方、合ってるのかな?」という不安が出てくることですね。間違いを客観的に指摘してくれる人がいないので、変なクセ(例えば、指に変な力が入るなど)がついてしまう可能性もあります。

もし独学で行き詰まりを感じたら、その時だけ「単発レッスン」や「オンラインレッスン」を1回だけ受けてみて、プロの先生にアドバイスをもらう、というのも一つの賢い手かもしれませんね。

「もう60代だし、今からピアノなんて…」「物覚えも悪くなったし、指も動かないし…」そんな風に、一歩を踏み出すのをためらっていませんか? 60代ピアノ初心者の方が抱えがちな不安って、実はだいたい皆さん共通しているように思います。

60代から始めるピアノ【よくある不安 Q&A】

Q1. 指が思うように動かないんじゃないか不安です…
A1. 確かに、若い頃のようには俊敏に動かないかもしれません。でも、ピアノは速く弾くことや、難しい曲を弾くことだけが全てではありません。ゆっくり、一音一音の響きを確かめるように丁寧に弾くのも、とても素敵なものです。まずは指の体操だと思って、ご自身の指と気長に付き合っていくのが良いかなと思います。

Q2. 楽譜がまったく読めないのですが、大丈夫でしょうか?
A2. 大丈夫です!私も楽譜は本当に苦手です!でも、最近は音名(ドレミ)がカタカナで全部ふってある楽譜や、鍵盤に貼る「ドレミシール」なんかも売っています。まずは「楽譜を解読する」というハードルは一旦忘れて、「音を出す」楽しみから入るので十分だと思います。弾いているうちに、だんだん慣れてくるものですよ。

Q3. 始めても、すぐに飽きてしまいそうで心配です…
A3. 無理に「毎日1時間、練習しなきゃ」と思うと、それがプレッシャーになって続かないかもしれませんね。まずは「大好きなあの曲の、サビの部分だけ弾いてみたい」とか、自分が本当にワクワクするような、小さな目標を持つのが良いですね。弾けたら、ご家族に聴いてもらうのも張り合いが出ますよ。

何歳から始めても、遅すぎるということは絶対にない、と私は信じています。大切なのは、他人と比べず、過去の自分と比べず、「今の自分」のペースで楽しむこと。60代だからこその、時間を贅沢に使った、ゆったりとしたピアノの楽しみ方があるはずです。

シニア ピアノ 初心者のための上達ステップ

さて、ピアノを始める決心がついたら、次はいよいよ実践ですね。でも、どうやって練習していけばいいんでしょう?ここでは、私たちシニア ピアノ 初心者が、無理なく、挫折せずに上達していくための具体的なステップや、教室・楽譜の選び方について、もう少し詳しく見ていきましょう。

シニア向けピアノレッスンの内容

 

もし教室に通う場合、シニア向けのピアノレッスンって、一体どんなことをするんでしょうか。なんだか厳しそうで不安…と思う方もいるかもしれません。

でも、安心してください。一般的な子供向けのレッスンのように、基礎練習(ハノンとかバイエルとか…懐かしい響きですね)をみっちりやってコンクールを目指す、というのとは全く違います。多くのシニア向けコースでは、「音楽を生涯の友として、楽しく弾くこと」を最優先してくれるところがほとんどのようです。

シニア向けレッスンの特徴(例)

  • とにかく進度がゆっくり: 一人ひとりの理解度や、その日の体調に合わせて、焦らずじっくり進めてくれます。「先週やったこと、忘れちゃった」でも、笑顔でまた教えてくれる、そんな雰囲気です。
  • 「弾きたい曲」を尊重してくれる: 「この曲が弾きたい」というリクエストに応えて、先生がその場で簡単な楽譜(簡易アレンジ)を作ってくれたり、弾きやすい楽譜を探してくれたりします。目標が明確だと、練習も楽しいですよね。
  • グループレッスンも人気: 教室によっては、同じ年代の仲間と、お茶を飲むような感覚でワイワイ楽しく学べるグループレッスンもあります。アンサンブル(合奏)を楽しんだり、お互いの演奏を聴き合ったりするのも、良い刺激になりそうです。
  • 身体への配慮が行き届いている: 長時間座りっぱなしにならないよう途中で休憩を入れたり、指や肩が凝らないようなストレッチを教えてくれたり、無理のない姿勢を丁寧に指導してくれたりします。

「楽譜が読めなくても大丈夫ですよ」「指が動かなくても、ゆっくり楽しみましょう」と、シニア ピアノ 初心者の不安な気持ちをしっかり受け止めてくれる教室が多い印象です。

まずは勇気を出して、「体験レッスン」を受けてみるのが一番ですね。教室の雰囲気や先生との相性を、ご自身の目で確かめてみることをお勧めします。

シニア向けピアノ教室の選び方

「よし、教室に通ってみようかな」と思った時、具体的にどんな点に気をつけてシニア向けのピアノ教室を選べば良いでしょうか。後悔しないために、いくつかチェックしておきたいポイントを考えてみました。

教室選びのチェックポイント

  • 「シニア向けコース」が明記されているか:
    大手楽器店などでは、「60歳からのピアノ」「大人のためのやさしいピアノ」「らくらくピアノ」といった、シニア層を明確に対象にしたコースを設けていることが多いです。専門コースなら、教材や指導法もシニアに最適化されている可能性が高く、安心ですよね。
  • 通いやすさ(アクセス)は最重要:
    無理なく通い続けるためには、自宅からの近さや、駅からの距離、階段の有無なども重要です。体調が万全でない日でも「ここなら行ける」と思える場所が理想ですね。
  • レッスンの形態(個人 vs グループ):
    じっくり自分のペースで教えてほしいなら「個人レッスン」、仲間と楽しくおしゃべりしながら進めたいなら「グループレッスン」。ご自身の性格や目的に合う方を選びたいですね。料金も変わってきます。
  • 柔軟な振替制度の有無:
    シニア世代は、ご自身の体調不良や通院、ご家族のことなどで、急にレッスンをお休みしなくてはならないこともあるかもしれません。お休みした時に、レッスン日を別の日に振り替えてもらえる制度があると、月謝が無駄にならず安心です。
  • 先生との相性(これが一番大事かも):
    これは体験レッスンでしか分かりませんが、非常に重要です。高圧的だったり、専門用語ばかりで分かりにくかったり、進め方が早すぎたりする先生だと、通うのが苦痛になってしまいます。こちらの話を笑顔で聞いてくれるか、質問しやすい雰囲気か、言葉遣いが丁寧か、など、ご自身が「この先生となら楽しく続けられそう」と思えるかを見極めましょう。
  • 費用(月謝や教材費):
    月謝はもちろんですが、入会金や、教材費、発表会などのイベント参加費が別途どのくらいかかるのかも、事前に確認しておくと安心です。

月謝の安さや知名度だけで選ぶのではなく、まずは「自分がリラックスして、心から楽しめそうか」を基準に選ぶのが、長く続ける一番の秘訣かなと思います。

※教室の詳細は、必ず各教室の公式サイトなどで最新情報を直接ご確認ください。

音楽教室選び全般については、こちらの記事も参考になるかもしれません。
シニアのピアノ教室選び 失敗しない全知識

シニアにおすすめのピアノ楽譜

 

独学でも教室でも、練習の相棒となるのが「楽譜」ですよね。でも、本屋さんに行くと、あまりの種類の多さに圧倒されてしまいます。普通の楽譜って、音が黒くびっしり書かれていて、見ているだけで目がチカチカしてしまう…そんな経験、ありませんか?

でも大丈夫。最近は、私たちシニア初心者にとって、本当に親切な楽譜がたくさん出版されています。

シニア向け楽譜の嬉しい特徴

  • 文字(音符)がとにかく大きい:
    これが一番ありがたいですね。老眼や視力の衰えを感じていても、ストレスなく「何の音か」を判別できる大きさです。
  • 音名(ドレミ)がカタカナで書いてある:
    譜読みが苦手でも、これなら安心。「えーっと、この音なんだっけ?」と五線譜とにらめっこする時間が劇的に減ります。
  • 指番号(1=親指, 2=人差し指…)が丁寧に書いてある:
    「どの指で弾けばスムーズに弾けるか」というガイドが最初から書いてあるので、変なクセがつかずに効率よく練習できます。
  • 超・簡単なアレンジ:
    原曲は和音が複雑で難しくても、メロディと簡単な伴奏(左手は1音か2音だけ、など)に、弾きやすくアレンジされているものが多いです。これなら、すぐに「曲っぽく」なって楽しいんです。
  • 選曲がシニア向け(これが嬉しい!):
    童謡(「ふるさと」「赤とんぼ」など)、唱歌、懐かしの歌謡曲、スタンダードなクラシック(「喜びの歌」など)、映画音楽など、私たちが聴き馴染んだ、口ずさめる曲が多く収録されています。知っている曲だと練習もはかどりますよね。

本屋さんや楽器店の楽譜コーナーには、「シニアのための」「60歳からの」「初心者向け・超簡単」「文字が大きい」といったタイトルの楽譜がたくさん並んでいます。ぜひ一度、実際に手に取って中身を見て、自分にとって一番「見やすい」「弾いてみたい曲が入っている」と思うものを選んでみてください。ネット通販でも中身を少し見られることが多いですよ。

シニアの譜読みと練習のコツ

シニア ピアノ 初心者にとって、おそらく一番の、そして最初の大きな壁が「譜読み(楽譜を読むこと)」かもしれません。私も本当に苦手で、すぐ眠くなってしまいます…。

でも、安心してください。完璧にスラスラ読めなくても、ピアノは楽しめます。ゆっくり、自分のペースで慣れていくための、いくつかの上達のコツがあるようです。

譜読みと練習の小さな工夫

  • 最初は「音名」を書いてしまう!:
    「楽譜を読めるようにならなきゃ」と気負う必要はありません。先ほどの楽譜選びとも重なりますが、もういっそ、全部の音符に「ドレミ」を鉛筆で書き込んでしまいましょう。まずは「楽譜を見て→正しい鍵盤を押す」という動作に慣れることが最優先です。「いつまでも書いてたら読めるようにならないんじゃ…」と心配無用。弾けるようになってから、書いた音名を消して挑戦すれば良いんです。
  • 必ず「片手ずつ」ゆっくり練習する:
    いきなり両手で弾こうとすると、99%の人が頭も指も混乱します。まずはメロディラインである「右手だけ」を、歌うような速さでゆっくり練習します。右手がスラスラ弾けるようになったら、今度は「左手だけ」を練習。両手で合わせるのは、両手がそれぞれ完璧になってから。焦りは禁物です。
  • 「1小節だけ」をひたすら繰り返す(部分練習):
    曲の最初から最後まで通そうとすると、途中で必ずつまずき、やる気がなくなってしまいます。練習は、「弾けないところ」を「弾けるようにする」作業です。たった1小節、あるいはたった4つの音だけでもいいので、そこだけを集中して「もう見なくても弾ける」というくらい繰り返します。それができたら、次の1小節へ。この「できた!」という小さな成功体験を積むことが、継続の一番の秘訣だそうです。
  • 無理のない「姿勢」を意識する:
    背中が丸まったり、肩に力が入ったり、手首が下がったりすると、指もスムーズに動きません。椅子に深く腰掛け、両足は床にしっかりつけ、肩の力を抜いてリラックスすることを心がけたいですね。これは独学だと難しいので、時々鏡で見たり、先生にチェックしてもらったりするのが一番です。
  • 練習時間は「短くても毎日」:
    「週末に3時間まとめて」よりも、「毎日10分」の方が、記憶の定着にも指の慣れにも効果的だそうです。

若い頃のように、すぐに覚えたり、指が速く動いたりしなくても、まったく気にする必要はありません。昨日より今日、1小節でもスムーズに弾けるようになったら、それで花マルですよね。

ピアノはいつから?シニアの始め時

「ピアノを始めたいけど、いつから始めようか…」「もうこんな年齢だし、今さら始めても…」と、最後の一歩を迷っている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、私が色々な方の話を見聞きして確信しているのは、「始めたい」と思った時が、その人にとって一番の「始め時」だということです。

定年退職して、自分の時間がたっぷりできた時。子育てが一段落して、ふと自分の人生を考えた時。テレビで素敵な演奏を聴いて、昔の憧れをふと思い出した時…。きっかけは人それぞれだと思います。

60代でも、70代でも、あるいは80代からでも、新しくピアノを始めて、生き生きと楽しんでいらっしゃる方は本当にたくさんいます。大切なのは「戸籍上の年齢」ではなく、「やってみたい」という、そのお気持ちです。

もちろん、年齢を重ねると、体力や記憶力、指の動きの面で、若い頃と同じようにはいかない部分も正直あると思います。でも、それを「できない理由」にするのは、とても勿体ないことだと感じます。

むしろ、「若い頃のような焦りがない」「時間を贅沢に使える」「一音の響きをじっくり味わえる」といった、シニアだからこそのメリットもたくさんあるはずです。

まずは難しく考えず、楽器店の鍵盤にそっと触れてみる、あるいは近所の教室の「無料体験レッスン」に申し込んでみる。そんな小さな小さな一歩からで良いと思いますよ。

シニア ピアノ 初心者でも大丈夫

ここまで、シニア ピアノ 初心者の方が気になるメリットや準備、練習のコツ、教室の選び方などについて、私の思うところを詳しく書いてきました。

色々とお話ししましたが、結論として私が一番お伝えしたいのは、「シニア ピアノ 初心者でも、まったく問題なく、何歳からでもピアノは楽しめますよ!」ということです。

私たちは、プロのピアニストになるわけでも、コンクールに出るわけでもありませんから、上手に弾けなくたって良いんです。間違えたって良いんです。大切なのは、音楽に触れることを通じて、日々の生活が少しでも豊かになったり、ワクワクする時間が増えたり、新しい自分を発見したりすることじゃないかな、と私は心から思います。

シニアがピアノを楽しむための心構え

  • 他人と比べない: あの人はもう両手で弾いてる…なんて気にする必要は一切ありません。ご自身のペースを何よりも大切に。
  • 完璧を目指さない: 1曲通せなくても、好きなメロディが片手で弾けただけで「できた!」と自分を褒めてあげましょう。
  • 「練習」と思わず「音遊び」と思う: 「〜ねばならない」と思うと苦しくなります。「今日はどんな音が出るかな」と鍵盤と遊ぶ感覚で。
  • 弾けない日があっても自分を責めない: 体調が悪い日、気分が乗らない日もあります。そんな時は無理せずお休みしましょう。

指が思うように動かなくても、楽譜がスラスラ読めなくても、大丈夫。私たちシニア世代だからこそできる、ゆったりとした、贅沢なマイペースなピアノの楽しみ方を、ぜひ一緒に見つけていけたら素敵ですね。

この記事が、皆さんが「ピアノ、始めてみようかな」と最初の一歩を踏み出すための、小さなきっかけや後押しになれたら、こんなに嬉しいことはありません。